過去にリゾートバイトをやっていたけど、バックレて(飛ぶこと、夜逃げ)しまってそのまま無断で辞めてしまった。もう一度リゾートバイトがしたいけど、他のできるんだろうか。
さすがにバックレてしまった派遣会社ではもうリゾートバイトができないかな。
でも、他の派遣会社に登録してリゾートバイトをもう一度始めることはできるんだろうか。
リゾートバイトのブラックについてくわしく聞きたい。
こういった疑問に答えます。
結論から言いますと、リゾートバイトにはブラックリストはありません。ですので、例えばある派遣会社でリゾートバイトをしてバックレたとしても別の派遣会社に登録してリゾートバイトを続けることができます。
つまり、派遣会社Aでリゾートバイトをしてバックレてしまった過去があったとしても、派遣会社Aが派遣会社BやCに「この人は過去にバックレた経験があるから、採用しない方がいい」などと情報を共有されることはないと考えられます。
実際に、僕の知り合いでもリゾートバイト中にバックレてしまってそのまま派遣会社を辞めてしまった人でも、他の派遣会社に登録してリゾートバイトを続けている人が何人もいますからね。
ただし、過去にリゾートバイト中にバックレてしまってそのまま派遣会社Aを辞めてしまった人は、派遣会社Aからはもう二度と仕事を紹介してもらえない可能性が高いです。
つまり、この場合は「A派遣会社のブラックリストに入ってしまい、A派遣会社ではもう二度とリゾートバイトができない(ただし、他の派遣会社ではリゾートバイトができる)」ということです。
「リゾートバイト専門ブログ」のAtsushi(あつし)です。このブログでは、リゾートバイトを始める前からリゾートバイト中の生活や暇つぶしの方法、そしてリゾートバイトを辞めた後のことまで書いています。
僕のリゾートバイト歴は3年でして、今までに5つの旅館やホテルで働いた経験があります。リゾートバイトで働いた経験と貯めたお金をつかい、現在は人生で一度はやってみたかった自営業として働いています。
この記事では「リゾートバイトにブラックリストはない!他の会社ならリゾートバイトを続けられる」について書きます。
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【目的別】リゾートバイトのおすすめ派遣会社
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ブラックリストとは何なのか
「銀行がお金を貸せない人たち」のリスト
ブラックリストというのは銀行などの金融機関が業界内で共有している、個人個人の信用情報です。
例えば、消費者金融(いわゆるサラ金。プロミス、アコム、アイフルなど)での借金や車のローンが返せなったり、クレジットカードの支払いができない人は銀行からすると「お金を貸しても返してもらえないリスクがある人」と判断されます。
ですので、金融機関が共有している信用が低い人は車や家のローンが組めなかったり、クレジットカードを作れなかったりします。ちなみに、僕は借金をしたことはありませんが30代で収入が少ないので、フリーターでも作りやすいと言われている楽天のクレジットカードの審査に落ちました。
なお、このように金融機関が共有している個人信用情報を取り扱っているのは、法律で指定された指定信用情報機関です。
実際のリストが存在しているわけではない
ちなみに、「ブラックリスト」といってもブラックリストに入れられて人のデータが集まっている書類やリストが実際にあるわけではありません。
信用が低くてローンが組めなかったり、クレジットカードを作れない人のことを例えとして「ブラックリストに入れられた」などと言うだけです。
リゾートバイトにブラックリストは存在しない理由
①ブラックリストは法律違反だから
個人情報の共有は禁止
銀行などの金融機関では個人の信用情報を共有してもいいという法律が認められているため、ブラックリストが存在します。
でも、リゾートバイトでは複数の派遣会社共有するブラックリストは絶対に存在しません。なぜなら、労働基準法という法律の第22条第4項で決まっているからです。
・労働基準法 第22条第4項 通信の禁止等
使用者は、あらかじめ第三者と謀り、労働者の就業を妨げることを目的として、労働者の国籍、信条、社会的身分若しくは労働組合運動に関する通信をし、又は第一項及び第二項の証明書に秘密の記号を記入してはならない。
(引用元:電子政府の総合窓口)
わかりやすく説明すると、「企業は人を採用するときに他の会社とブラックリストを共有してはいけない」ということです。
すべての業界・会社で禁止
なお、これは労働基準法で決まっているので、リゾートバイトだけでなくすべての業界で共通しています。
②ブラックリストを作るメリットがないから
ブラックリストを作るだけムダ
↑で説明したように、リゾートバイトに限らず派遣会社やその他の業界の会社同士で「バックレた経験がある人のリスト」や「採用しない方がいい人のリスト」を共有することは法律で禁止されています。
また、一般的に考えて、会社側からすると法律を破ってまで他の会社とブラックリストを共有するメリットもありません。
なぜなら、わざわざブラックリストを作るのには手間がかかるし、会社としてはムダなことだからです。
ライバルに教えるメリットがない
また、派遣会社同士はお互いにライバル関係にあります。ですので、ライバル企業に「バックレた経験がある人たち」や「採用しない方がいいたち」をわざわざ教えてあげるメリットがありません。
つまり、派遣会社としては仮に法律で禁止されていなくても、ブラックリストを作って派遣会社同士で共有するメリットがまったくありません。
会社内でのブラックリストは(おそらく)存在する
派遣会社に迷惑をかけてはいけない
自分の評判=派遣会社の評判
派遣会社が公表しているわけではありませんが、リゾートバイトの各派遣会社の中には「ブラックリスト」が存在している可能性は相当高いです。
というより、僕個人の考えとしては間違いなくブラックリストは存在します。これはリゾートバイトに限らず、他の派遣会社でも同じだと思います。
寮や職場のルールを守り、トラブルを避ける
例えば、リゾートバイト中に派遣先からバックレてしまったり、寮や職場の規則を破ったり、勤務態度が悪くて(遅刻や無断欠勤が多い、人間関係でのトラブルなど)派遣先や派遣会社の担当者から何度も注意された人は、派遣会社から「この人にはもう仕事を紹介したくない」と思われても仕方ありません。
つまり、この場合はあくまで派遣会社内でのブラックリストですので、こういうリストがあったとしても法律を破っているわけではありません。他の派遣会社にあなたの個人情報が知られるわけではないですからね。
ブラックリストに入れられた人の証言
「仕事はありません」と言われる
実際に、僕がリゾートバイト生活をしていたときに知り合ったTさんは2つの大手派遣会社のブラックリストに入れられている可能性が高かったようです。
Tさんは自分がブラックリストに入れられ理由を僕に少し教えてくれました。
バックレると自分が損をする
Tさんは派遣会社Aでリゾートバイトをしていたときにバックレてしまい、そのまま派遣会社Aを辞めました。その後、Tさんは派遣会社Bでリゾートバイトをしたのですが、派遣先の社員と人間関係でトラブルになってしまい、その派遣先を辞めました。
Tさんが派遣会社Aのブラックリストに入れられたのは、過去にバックレをしたTさんに原因があります。
一方で、派遣先の社員とのトラブルに関してはTさんは悪くないのですが、派遣会社Bからなぜか責任を取らされたようで派遣会社Bからはもう仕事を紹介してもらえないようです。
「ブラックリストに入っている」とは言われない
Tさんは派遣会社Bから「あなたはブラックリストに入っているので、もう仕事を紹介できません」と言われたわけではありません。
でも、Tさんが派遣会社Bに何度電話をかけて仕事を紹介してもらおうと思っても、「紹介できる仕事はないです」としか言われないようです。
大手の派遣会社では常に2,000~4,000件ほどの仕事があるので紹介できる仕事が1つもないというのはあまりにも不自然すぎるので、Tさんは自分がブラックリストに入れられたと思っています。僕はTさんからこの話を聞いて、僕もさすがにTさんは派遣会社Bのブラックリストに入れられていると思いました。
バックレたら自分が損をする
リゾートバイトでは派遣会社の担当者が認めてくれれば契約途中でも派遣先を辞めることができます。ですので、バックレる前にまずは派遣会社の担当者に連絡した方がいいですよ。
実際に、僕は三重の長島スパーランド(ナガスパ)で働いていたときに契約の途中で派遣先を辞めたことがありますが、その後も同じ派遣会社から仕事を紹介してもらえましたからね。
ちなみに、僕がナガスパを契約途中で辞めた理由は「急に長野の白馬のスキー場で働きたくなったから」というめちゃくちゃ自分勝手な理由です(笑)。
僕が契約途中で派遣先を辞めたときの話は「リゾートバイトで途中で辞めたい、帰りたい!派遣会社に連絡しよう」にくわしく書いています。
他の派遣会社に登録できる
リゾートバイトは大手派遣会社だけの4つもある
過去のことは気にしなくてもOK
もしも派遣先からバックレてしまったり、派遣会社に迷惑をかけたりして派遣会社のブラックリストに入ってしまった人でも他の派遣会社に登録してリゾートバイトを続けることができます。
実際に、↑で紹介したTさんも現在は別の派遣会社でリゾートバイトを続けていますからね。
リゾートバイトの派遣会社は2020年現在20社ほどありますし、大手の有名な派遣会社だけでも4社あります。ですので、2~3社の派遣会社のブラックリストに入ってしまったとしても、他の派遣会社に登録できるのでぶっちゃけ問題ありません。
リゾートバイト以外の仕事をしてもOK
過去の失敗は取り消せないので、反省して気を取り直してリゾートバイトを続ければいいと僕は思います。
もちろん、もう二度とリゾートバイトをしたくない人は他の派遣や正社員の仕事を見つければいいですけどね。
リゾートバイトはやっぱりコスパ最高
生活費無料は今の時代には最高
リゾートバイトは大変なこともありますが、食費・寮費・水道光熱費が無料の神バイトであり、コスパ最高の働き方であることには間違いありません。
僕は2020年1月現在34歳なのですが、大学中退な上に恥ずかしながら正社員歴はありません。そんな僕でもリゾートバイトをすれば生活費が無料で給料20~30万円稼げるので、僕にとってはリゾートバイトが一番効率よく稼げる仕事だと確信しています。
30代・大学中退・職歴なしでも不安なし
僕が今から正社員の仕事を見つけてもせいぜい「手取り15~17万円、毎日2~3時間のサービス残業、ボーナスなし」みたいな仕事しかないでしょうからね。
僕は現在は自営業で働いていますが、お金が無くなればすぐにリゾートバイトを再開すると決めています。
派遣会社によって特徴が異なる
リゾートバイトの始め方はめちゃくちゃ簡単でして、各派遣会社の公式HPでweb登録をしたり、LINEを送るだけでOKです。
派遣会社を選ぶときは働く期間や時給など、あなたの目的や状況に合わせるといいですよ。明確な特徴がある派遣会社は以下の3社です。
ビーグッド
ホワイト求人のみを厳選している派遣会社です。ただし、大手と比べる求人数が少ないというデメリットがあります。
ホワイト企業を見つけやすいのですが、求人がかなり少ないのがデメリットです
ワクトリ(PONSTAFF)
時給が高めで求人数も多めです。また、オンラインのDMM英会話を無料で受けることもできます。
#ワクトリ(公式HP)
時給が高めで短期の仕事も長期の仕事もあります。
アルファリゾート
短期も長期も求人が多く、時給が高くて人気の派遣会社です。”ワーホリ・留学応援プラン”,”国内留学”,”国内ワーキングホリデー”といった他社にはないサポートがあり、さらにオンライン英会話を無料で受けることもできます。
さらに、一定期間働いた人にはEXETIMEという豪華な福利厚生サービスがあり、ホテル宿泊やレストランでの食事、ディナークルージングなどを体験することもできます。
スタッフ登録する前でも公式LINEで求人を見ることができますよ。
海外に行きたい人、英語を話せるようになりたい人、長期で働きたい人にピッタリ。高時給で短期の仕事も多いので、効率よく稼ぐこともできますよ。
登録は1社だけでもOK
複数登録するなら最初から
初めてリゾートバイトをする人も派遣会社を替えたいという人も、上記のどれか1つの派遣会社に登録するといいですよ。各派遣会社のHPをよく見比べたり、登録をする前にメールやLINEで派遣会社に問い合わせをしてから派遣会社を決めるといいですよ。
ただし、「どこがいいか決められない」という人は複数の派遣会社に登録するのもOKです。
仕事情報は無料で見れる
web応募・申し込みはスマホで1~2分あればできます。また、時給や職種、「出会いが多い」などの仕事情報はスタッフ登録をしなくても見ることができます。
興味がある人はまずは各派遣会社の公式HPを見てみましょう。 派遣会社の登録はもちろん無料ですし、キャンセル料なども一切かかりません。
まとめ
- 派遣会社同士でブラックリストを作るのは法律で禁止されている
- 派遣会社がライバル企業とブラックリストを共有するメリットがない
- 特定の派遣会社のブラックリストに入ることはある
- 他の派遣会社に登録してリゾートバイトを続けることができる
- リゾートバイトはやっぱりコスパ最高の働き方
以上、「リゾートバイトにブラックリストはない!他の会社ならリゾートバイトを続けられる」について書きました。
Atsushi