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仕事について

「完璧を目指すよりもまずは終わらせろ」はサービス業も同じ【ザッカーバーグの名言】

Facebookを作って現在も同社の社長を務めているマーク・ザッカーバーグが大切にしている言葉に「Done is better than perfect.」というものがあります。この言葉の意味は「終わらせることは完璧よりも良い」という意味ですが、日本語訳では「完璧を目指すよりもまずは終わらせろ」と知られています。

完璧を目指して納期に遅れるぐらいなら、質は低くてもとりあえず完成させた方がいいというわけですね。ザッカーバーグのような経営者、プログラマーに限らず、すべての職業の人にこの言葉は当てはまると言えます。

 

僕は最近まで、地方の観光地にある旅館やホテルで住み込みで働くリゾートバイト(リゾバ)という派遣のアルバイトを3年間していました(リゾートバイトの主要派遣会社は「派遣会社のキャンペーン&仕事件数の最新情報」で紹介しています)。

当時の職種は厨房で器類を管理する中番(なかばん)というポジションや皿洗いといった裏方業務や、レストランのホールでした。

僕は完璧主義で神経質、そして「変なところで」几帳面なので、典型的な仕事が遅い人間です。ですので、忙しい旅館やホテルで飲食関連の仕事では丁寧さは評価されていましたが、決して仕事がめちゃくちゃできるわけではありませんでした。

もちろん、仕事の丁寧さは大切ですが、それはスピードがあってのものだと思います。まさに、「完璧を目指すよりもまずは終わらせろ」という言葉の通りです。

 

「リゾートバイト専門ブログ」のAtsushi(あつし)です。この記事では、「『完璧を目指すよりもまずは終わらせろ』はサービス業も同じ」について書きます。

中番という職種

旅館のリゾバではおなじみ

旅館や料亭で働いたことがある人以外には耳慣れない言葉だと思いますが、中番(あるいは仲番)という職種があります。これは、懐石料理を出す旅館などで大量の器を管理したり、盛り付けされた料理を各部屋に仕分ける仕事です。

お皿を並べまくる

僕がリゾートバイトで働いて旅館は最大600人以上も泊まれる大型旅館が多かったので、毎日300~500人分の朝食と夕食の準備をしていました。

懐石料理は前菜、刺身、肉料理、魚料理、茶わん蒸しなど料理の種類が多いので、準備する器類も当然多いです。これらのすべての器を板前さんがわざわざ準備して盛り付けやすいようにキレイに並べるのは効率が悪いです。

ですので、僕たち中番がひたすらお皿を並べる仕事を担当します。

500人分×15種類以上

中番はだいたい朝7時に出勤して10時まで、その日の夕食や次の日の朝食の盛り付けをする器をひたすら並べます。

そして、昼の長い休憩時間(中抜け)を挟んで、夕方3時から8時までは次の日の夕食の器の準備をします。

中番は朝食と夕食を足して毎日15種類以上の器を300~500人分も並べるので、仕事の量がかなり多いです。ですので、当然スピードが重要なのですが、仕事の質も重要です。

几帳面では仕事が遅い

高級旅館では神経を使う

お皿を並べるときは器に汚れ、欠け、ヒビなどがないかを1つ1つ目で確認しないといけません。旅館のあるあるですが、洗い場がテキトーに仕事をしていると汚れが残ってしまいますからね。

特に、高級旅館で働いていると1つでも器に不備があってはいけないので、けっこう神経を使います。

要領がいい人はスピード優先

↑で説明したように僕は神経質で変なところで几帳面なので、器を厳重にチェックしたりキレイに並べようをするあまり、早く仕事ができませんでした。

仕事ができる正社員や要領がいい他のリゾバスタッフは、ある程度の質・丁寧さで早く並べていくので僕よりも仕事が早かったです。

早い=仕事ができる奴

次の和倉温泉でも中番

僕がリゾートバイトで初めて中番の仕事をしたのは兵庫の城崎(きのさき)温泉で、2014年の9月から次の年の3月いっぱいまで働きました。

その後、4月から石川の和倉温泉で同じく中番の仕事をしました。この仕事に慣れているし、そもそも僕は接客業がしたくなかったですから。

経験者枠で時給30円高い

この和倉温泉の旅館では本来は時給940円だったのですが、僕は中番経験者ということで派遣会社の規定により時給970円で働くことができました。

僕とまったく同じ4月3日から働くリゾバスタッフの竹野くん(仮名)という人がいたのですが、彼はリゾバは今回が初めてで当然中番の経験もないということで時給940円でした。

初心者でもできる仕事

竹野くんは中番は初めてでしたが、大阪出身で餃子の王将の忙しい店舗で長く働いたことがあったので、仕事を覚えるのが早かったです。中番という仕事は飲食店で働いた経験をある程度活かすことができますからね。

彼は僕と正反対でガサツなところがありましたが、要領が良くてテキパキ動けるタイプの人間でした。また、バリバリ縦社会の飲食店で働いていたこともあり、根性もありました。

余談ですが、僕のように神経質で几帳面で細かいことが気になってしまう男よりも、少々ガサツでもテキパキとして要領よく働く男の方が100倍ぐらいモテますよね。

案の定、この竹野くんも和倉温泉で働いているわずか4か月の間に地元の看護師の彼女をつくっていました。

↓の記事にも書いていますが、この旅館はリゾバスタッフが僕たち男2人だけで、しかも仲居はおばあちゃんばかりなので出会いがほとんどない職場でした。それなのに地元の友達が何人もできて彼女までできたのだから、やっぱりこの手のガサツだけどコミュ力が高い男はめちゃくちゃモテるんだなと思いました(彼は顔は普通でしたが、コミュ力がハンパなかったです)。

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「時間かけて丁寧なのは誰でもできる」

几帳面は仕事が遅い

1ヶ月以上一緒に働いていたある日、竹野くんは僕に「ぶっちゃけ、Atsushiさんよりも俺の方が皿並べるの早いっすよね」と言ってきました。彼の方が早いことは僕も認めていました。

ただし、彼はミスも多かったり、キレイに洗えていないお皿をそのまま並べたりすることが多かったです。ですので、僕はそのことを指摘しました。

ちなみにですが、このときのやり取りはケンカとか口論ではなく、雑談に近いような感じでした。僕たち2人はぶっちゃけプライベートで仲がいいわけではなかったですが、仕事のことではよく話していましたから。

丁寧でも遅ければ評価されない

そのときに竹野くんが言っていた言葉が印象的でした。王将でバイトリーダー的なポジションにいたときに、社員の人に「時間かければ誰でも丁寧にできる。早くやるのが仕事や」と言われたそうです。

僕は竹野くんからこの話をされたときに、めっちゃくちゃ納得しました。このとき働いていた和倉温泉でもその前の城崎温泉でも、僕は仕事が丁寧だけどスピードに欠けていたのです。

今思えば、竹野くんが僕に直接「Atsushiさんより俺の方が早い」と言ってきたのは、彼よりも時給30円多くもらっている僕に対する不満もあったのではないかと思います。「こいつは俺よりも給料が多いけど、俺の方が仕事ができる」と。

仕事が遅いと一流にはなれない

こだわりなんていらない

僕は竹野くんに指摘される前から自分の仕事が早くないことを自覚していました。だから、質が少々落ちてでもスピードを上げようと常に思っていました。

でも、もともと神経質で完璧主義なので、どうしても細かいことがきになったり、変なところで自分のこだわりが出てしまっていました。

サービス業も事務職も同じ

僕が細かいことを気にしすぎて仕事が遅いのは、リゾートバイトで中番をしていたときだけではありません。他のリゾート地でレストランのホールをやったときや、ワーキングホリデービザでNZでホテルの掃除の仕事をしていたときも同じです。

また、リゾートバイトを辞めて人生で初めて事務系の仕事に就いたときもそうです。僕は細かいことを気にしすぎて、ついつい仕事が遅くなってしまいます。

でも、ザッカーバーグが言うように、やはり「完璧を目指すよりもまずは終わらせろ」が大事なのだと思います。

ブログ運営も同じ

最近はザッカーバーグのこの言葉がネットニュースで取り上げられたりSNSで拡散されていますので、日本でも知っている人がかなり増えました。

僕は現在、このブログを含め複数のwebサイトを運営しています。ブログの記事も完璧に仕上げようとして執筆のペースが遅くなるよりも、できるだけ早く書き上げて世に出すことを目指します。

Facebook本社のように、この言葉を部屋の壁に貼るのもいいですね。

Done is better than perfect.

 

Atsushi

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