リゾートバイトをしたいけど、メリットは何があるんだろう。
リゾートバイトは貯金ができて、出会いもあって、休みの日に観光もできるってよく聞くけど本当かなあ。
反対に、リゾートバイトのデメリットはどんなことだろう。
リゾートバイトのメリットについてくわしく知りたい。
こういった疑問に答えます。
結論から言いますと、リゾートバイトの最大のメリットは寮費・食費・水道光熱費が無料なので、生活費が全然掛からないことです(派遣会社、派遣先によって規定あり)。
ですので、給料のほとんどすべてを貯金したり、買い物や遊びに使うことができます。
また、リゾートバイトでは全国の観光地や温泉地で働くことができるので、47都道府県であなたが好きな町や環境を選んで働くことができます。もちろん、休みの日に観光をすることもできます。
しかも、家とリゾート地の交通費も無料なので(派遣会社によって規定あり)、お金を掛けずに旅行をできるともいえます。
大きな旅館やホテル、スキー場でリゾートバイトをすれば一緒に働くリゾートバイトスタッフや若い正社員も多いので、当然出会いも多いです。
実際に、非モテの僕でも兵庫の城崎温泉で働いていたときに同じリゾートバイトスタッフの彼女ができました。その後すぐに遠距離になって別れたけど。
もちろん、男女の出会いだけでなく同性・異性の友達もできやすいですし、世界中を旅行しまくっている人や日本で働いている外国人と一緒に働く機会も多いので、広い意味で「出会いが多い」といえます。
リゾートバイトのメリットは以下の通りです。↓
◆リゾートバイトのメリット一覧
①1か月で20~30万円貯められらる
②無料で一人暮らしができる
③出会いが多い
④自分の車を持って行ける
⑤観光ができる
⑥温泉、スキー場などの施設を無料で使える
⑦正社員になれる
⑧外国語を活かせる、学べる
細かいメリットを上げればキリがありませんが、リゾートバイトの主なメリットは↑の通りです。
リゾートバイトはメリットだらけの一方で、デメリットも少しはあります。
例えば、GW(ゴールデンウィーク)や年末年始は忙しい派遣先が多いので、ぶっちゃけ大変です。
また、リゾートバイトは時給制のアルバイトなので正社員のように毎年給料が上がるわけではありません。
ただし、これら2つのデメリットには解決方法があります。
例えば、GWや年末年始の忙しい時期でもフロントやスキー場のリフト係のように残業がない(少ない)職種もあります。また、長期でリゾートバイトをしているフリーターなら忙しい時期は働かないこともできます。
リゾートバイトは正社員のように毎年勝手に給料が上がるわけではありませんが、そもそも毎月の生活費が掛からないんだから貯金や投資をすれば資産を増やせます。
また、時給が高いことで人気のグッドマンサービスという派遣会社では契約を延長するときに時給を上げてもらいやすいです。
実際に、僕が兵庫の有馬温泉で一緒に働いていたSさんという女性はグッドマンサービスから時給を上げてもらっていましたからね。
「リゾートバイト専門ブログ」のAtsushi(あつし)です。このブログでは、リゾートバイトを始める前からリゾートバイト中の生活や暇つぶしの方法、そしてリゾートバイトを辞めた後のことまで書いています。
僕のリゾートバイト歴は3年で、5つの旅館やホテルで働いていました。リゾートバイトで働いた経験と貯めたお金をつかい、現在は人生で一度はやってみたかった自営業として働いています。
この記事では「リゾートバイト・住み込みアルバイトのメリット!」について書きます。
メリットについては「リゾートバイト全体のメリット」と「派遣会社を使ってリゾートバイトをするメリット」の2種類にのメリットについてくわしく説明します。
実は派遣会社を使わずにリゾートバイトをすることもできるのですが、派遣会社を使った方が得することだらけです。
例えば、派遣会社を使った方が待遇(生活費が無料)や時給で得をすることが多いですし、万が一派遣先で人間関係などのトラブルがあったときに派遣会社が解決してくれます。
しかも、派遣会社を使うと社会保険完備なので、年金と保険がサラリーマンと同じ扱いで得をしますし、有給休暇も取れますからね。
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【目的別】リゾートバイトのおすすめ派遣会社
リゾートバイトの始め方はめちゃくちゃ簡単で、各派遣会社の公式HPでweb登録をしたり、LINEを送るだけでOKです。
派遣会社を選ぶときは働く期間や時給など、あなたの目的や状況に合わせましょう。明確な特徴がある派遣会社は以下の3社です。
【リゾートバイト.net】(ビーグッド):ホワイト求人のみを厳選している派遣会社です。ただし、大手と比べる求人数が極端に少ながいというデメリットがあります。
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メリット①1か月で20~30万円貯められらる
リゾートバイトは生活費が無料
リゾートバイトは毎日の食費・寮費・水道光熱費が無料なので生活費が全然掛かりません。ですので、給料のほとんどすべてを貯金することができます。
派遣先によっては食費が自腹だったり、寮費が5,000~10,000円掛かったり、水道光熱費が実費で掛かることもあるようですが、ほとんどの派遣先は無料です。
実際に、僕は3年間のリゾートバイト生活でずっと食費・寮費・水道光熱費がすべて無料でした。
ただし、休みの日の食事が無料か自腹かは派遣先によって異なります。ちなみに、僕が働いた5つの旅館・ホテルのうち休みの日の食費が自腹だったのは1か所だけです。残りの4か所では休みの日でも一日3食を無料で食べることができました。
リゾートバイトの給料は最高35万円以上
リゾートバイトは時給制のアルバイトで、時給1,000~1,250円の仕事が多く、最高で1,400円です(僕が知っている限り)。
当然ですが、時給が高く残業が多いほど給料が多くなります。時給や残業時間は派遣会社や派遣先、職種によって異なります。
リゾートバイトの給料は18~25万円が多く、最高で35万円以上(手取りでも30万円以上)稼ぐことができます。
実際に、僕は石川の和倉温泉にある旅館で働いていたときに最高35万円以上稼ぐことができました。毎日残業ばかりでかなり大変でしたが。
リゾートバイトなら半年で50~100万円貯金できる
リゾートバイトは時給は普通のフリーターより少し高いぐらいですが、↑で説明したように生活費がほとんど掛からないので給料のほとんどすべてを貯金することができます。
実際に、留学・ワーキングホリデーなどで海外に行くためだったり、学費や起業、車の免許のために貯金がしたくてリゾートバイトをする人も多いです。
僕自身もオーストラリアの国立専門学校に留学してオーストラリアに移住するための資金を貯めたくてリゾートバイトを始めました(いろいろあって今は留学・移住はいったん諦めています)。
リゾートバイトなら計画を立てれば半年で50万円、1年で100万円貯めることは十分可能です。毎月8万3,333円ペースで貯金すれば達成できますからね。
また、1年で50万円の貯金ならほぼ誰でもできます。毎月4万1,666円貯金すれば達成できるので、生活費が全然掛からないリゾートバイトならかなり余裕です。
リゾートバイトなら最高で半年で100万円、1年で200万円貯金することも可能ですが(=毎月16万6,666円ペース)、ぶっちゃけかなり難しいです。ただし、貯金するという強い意志と確実な計画があれば計算上は可能です。
「リゾートバイトで1年間で50万円貯金する超具体的な方法!」
「リゾートバイトで1年間で100万円貯金する超具体的な方法!」
メリット②無料で一人暮らしができる
派遣先の寮に無料で住める
リゾートバイトは住み込みのアルバイトです。住むところは派遣先によって異なりますが、社員寮に無料で住ませてもらうことが多いです。
また、派遣先によっては「客室寮」といって旅館やホテルの客室に住むこともありますし、リゾートバイトスタッフ同士でシェアハウスで住むこともあります。
僕はシェアハウスタイプの寮に住んだことはありませんが、客室寮に住んだ経験はあります。
スキー場以外は個室寮が多め
リゾートバイトの寮は大きく分けて個室と相部屋(2~6人部屋)の2種類がありますが、個室の寮の方が多いです。ただし、スキー場だけは相部屋の寮が多めです。
実際に、僕は5か所でリゾートバイトをしましたが、長野の白馬にあるスキー場&ホテルの寮だけが相部屋で、他はすべて個室寮でした。
寮には家電・家具が揃っている
リゾートバイトの寮の設備は派遣先によって異なりますが、たいていは最初からベッド、ふとん一式、テレビ、エアコン、テーブルなどがすべて揃っています。
ですので、自分で家具や家電を買う必要がありません。
一人暮らしをしたことのある人ならわかると思いますが、一人暮らしをするときは家具・家電を買い揃えるのに少なくとも10~20万円はかかります。
でも、リゾートバイトなら全然お金を掛けずに一人暮らしを始めることができます。リゾートバイトの寮生活で必要なものはスリッパやハンガーぐらいなので、1,000円ぐらいで買い揃えることができます。
寮の部屋では自由に過ごせる
リゾートバイトは住み込みのアルバイトとはいえ、仕事以外の時間はもちろん自由です。ですので、休憩時間や休みの日はあなたの自由に過ごせます。
寮には「夜中に騒がない」などの最低限のマナーやルールがあるので完全な一人暮らしとは違いますが、それでも無料で一人暮らし同然の生活ができるのはかなりありがたいことです。
実際に、「親と離れて生活したかった」とか「一人暮らしを経験してみたかった」という理由もあってリゾートバイトを始めた人も多いです。
ちなみに、僕自身もワーキングホリデーでニュージーランドで帰ってきた後に、わざわざ田舎(びわこの滋賀県)の実家で親と住むのが嫌だったことがリゾートバイトを始めた理由の1つです。
僕がリゾートバイトを始めたのは29歳のときだったのですが、住み込みでリゾートバイトをしたらお正月やお盆に親戚と会わなくてもいいですからね(笑)。
メリット③出会いが多い
金なし、非モテの30歳男でも彼女ができた
リゾートバイトはマジで出会いが多いです。特に、大きな旅館・ホテル、テーマパーク、スキー場などで働くとリゾートバイトスタッフの人数が多い上に男女の比率がちょうど半々ぐらいなので恋愛に発展しやすいです。
実際に、非モテの僕でも兵庫の城崎(きのさき)温泉の旅館で働いているときに同じリゾートバイトスタッフの彼女が運よくできました。当時の僕は30歳だったのですが、30歳のフリーターの男でも彼女ができるのなんてマジでリゾートバイトぐらいだと思います。
もちろん、どこのリゾート地に行っても彼女や彼氏ができた人はたくさんいました。
「リゾートバイトは出会いが多い」は派遣会社公認
各派遣会社の公式HPでは「出会いが多い」という条件で仕事を探すことができます。また、派遣会社の公式HPでは「リゾートバイトは異性との出会いも多く、リゾート地で恋人ができる人もいます」のように紹介されていますし、リゾートバイトで恋人ができた人の体験談も載っています。
リゾートバイトで特に出会いが多い条件は「規模が大きい職場」、「接客業で男女比率が半々(レストランのホールが一番おすすめ)」の2つです。
もちろん、この条件以外でも出会いを見つける方法はたくさんありますが、確実に出会いが多い求人の条件は「規模が大きい」と「男女半々」の2つです。
派遣会社に登録した後に出会いが多い求人を見つける方法は「リゾートバイトは恋愛・出会い目的でもOK!リゾートバイトで出会いを見つける方法」に具体的に書いています。
社員とリゾートバイトカップルの出会いも多い
リゾートバイトスタッフ同士だけでなく、派遣先である旅館やホテルの社員と付き合う人も多いです。男性社員と女性リゾートバイトスタッフのカップルも多いですが、男性リゾートバイトスタッフと女性社員のカップルも実は多いですよ。
実際に、男性リゾートバイトスタッフと女性社員のカップルは僕が知っているだけでも8組いました。女性リゾートバイトスタッフと男性社員のカップルも同じぐらいいました。
派遣先の社員と付き合っている人は契約を延長して
「フリーター・派遣社員でも正社員の彼女ができる男性の特徴!イケメン、仕事ができる、コミュ力、田舎」
職場以外でも出会いがある
実はリゾートバイトでは職場以外でも出会いがあります。例えば、寮の近くの居酒屋やバーに行けば他の旅館・ホテルで働いている社員やリゾートバイトスタッフ、地元の若者と知り合うこともできます。
また、神戸市内にある有馬温泉や広島、京都などの都市部の観光地で働けば休みの日に繁華街に遊びに行けば出会いはいくらでもあります。
実際に、僕は有馬温泉で働いているときに神戸の繁華街の三宮(さんのみや)にしょっちゅう遊びに行って地元の女の子の友達ができたり、マッチングアプリで知り合った人とデートをすることもありました。
「リゾートバイトで職場恋愛・社内恋愛はしたくない人が出会いをみつける方法」
メリット④自分の車を持って行ける
買い物、遊び、観光、デートができる
リゾートバイトではほとんどの派遣先に自分の車やバイクを持って行くことができます。
実際に、僕が働いた5つの旅館・ホテルでは必ず自分の車を持ってきているリゾートバイトスタッフがいました。
リゾートバイトでは田舎の観光地や温泉地で働く機会が多いので、車があるとめちゃくちゃ便利です。
例えば、車があれば休みの日に買い物や遊び、観光などで自由に出かけることができます。また、男性でも女性でも車があればデートやグループでの遊びに誘いやすいので、友達とも仲良くなりやすいですし、ぶっちゃけモテます(笑)。
僕は関西にある田舎のびわ湖県(滋賀県)出身なのでよくわかるのですが、田舎では車があればマジでモテますからね。
行き・帰りに荷物を運ぶのも便利
車があれば荷物を運ぶのも便利です。僕は自分の車を持っていないのですが、リゾートバイト先の契約が切れるときにレンタカーに荷物を積んで観光しながら帰ったことが2回あります。
リゾートバイトの交通費は無料なのですが(派遣会社によって規定あり)、車で行く場合でもガソリン代や高速代を出してもらえることが多いみたいです。くわしくは各派遣会社に聞いてみるといいですよ。
「リゾートバイトでは自分の車やバイクを持ち込める!マイカーがあればモテるし便利!」
メリット⑤観光ができる
最高の気分転換
リゾートバイトでは人気の観光地や温泉地、スキー場、テーマパーク(ディズニーとUSJを除く)ならどこでも仕事がたくさんあります。なぜなら、人気の観光地は旅館やホテルの数が多く、常にアルバイトや派遣スタッフを募集しているからです。
ですので、リゾートバイト先で仲良くなった人と休みの日に観光することができます。旅行や新しい発見、変化が好きな人にとってリゾートバイトは最高ですよ。
リゾートバイトをやってみるとわかるのですが、温泉だけが有名な町でも実は近くに観光名所があったり、名物料理があるリゾート地も多いですよ。
交通費が無料で旅行
僕自身もそうですが、リゾートバイトをしている人は旅行が好きな人が多いです。僕は学生時代に関西から車で東北まで行ったり、原チャリで北海道まで行っていましたし、3か月かけて一人で東南アジアを旅行(いわゆるバックパッカー)をしたこともあります。
リゾートバイトをしながら日本一周している人、ワーキングホリデー(ワーホリ)で海外生活をしていた人や世界一周をした人もいますし、リゾートバイトでお金を貯めてこれから海外に行くという人も多いです。
僕自身もリゾートバイトをする前はワーホリビザでオーストラリアで2年、ニュージーランドで1年働いていました。
リゾートバイトは家とリゾート地に往復交通費が基本無料なので、実質ほぼ無料で旅行することができます。
メリット⑥温泉、スキー場などの施設を無料で使える
スキー場はリフト券が無料
リゾートバイトでは派遣先の施設やサービスを社員割引価格でめちゃくちゃ安く使えたり、無料で使えることがよくあります。
無料で使える施設で特に有名なのがスキー場で、ほとんどのスキー場ではリゾートバイト期間中にずっと使えるリフト券を無料で貸してもらうことができます。
僕は長野の白馬にあるスキー場&ホテルで働くまでは人生でスノボ経験が1回だけのガチの初心者だったのですが、白馬でスノボを始めて1か月ぐらいで上級者コースでも転がりながら滑れるようになりました。
しかも、僕が働いていたスキー場ではスノボウェア、スノボ一式をそれぞれ1日1,000円の超格安で借りることができたので、スノボ道具をまったく持っていない僕でも休みの日に滑りまくることができました。
毎日無料で温泉に入れる
無料で使える施設でスキー場と同じく多いのが温泉で、派遣先によっては毎日仕事終わりに旅館やホテルの大浴場に入れることもあります。
実際に、僕が働いた5つの旅館・ホテルのうち2か所で無料で温泉に入ることができました。また、旅館・ホテルの大浴場は使えなくても寮のお風呂が温泉ということもあります。
温泉だけでなく、例えばジムやテニスコート、ゴルフ場などの施設を格安や無料で使えることもあります。
また、僕が働いたテーマパーク(三重の長島スパーランド)では巨大プールや遊園地の入場料がたしか3割引きでした。僕は友達が全然できなかったので一度も行かなかったですが。
メリット⑦正社員になれる
「社員にならならないか」と誘われがち
リゾートバイトでは派遣先の上司や人事部の人から「今の契約が切れたら正社員にならないか」と誘われることがよくあります。
実際に、僕が働いていた兵庫の城崎温泉や同じく兵庫の有馬温泉、白馬のスキー場で正社員に誘われた人が何人もいます。
派遣会社の公式HPの求人情報でも「正社員登用あり」という条件で仕事を探すことができますし、契約が切れた後に派遣先の正社員になることは認められています。
ちなみに、僕は仕事ぶりや人格、協調性に問題があるので正式に社員に誘われたことはありません(笑)。
田舎なら30代でも若者扱い
リゾートバイトスタッフを募集している地方の旅館やホテルでは人手が足りていないことがよくあるので、「時間を守る」、「みんなにあいさつをする」、「教えてもらった仕事を覚える」といった当たり前のことができるだけで社員に誘われたりします。
年齢はぶっちゃけ若ければ若い方が社員になりやすいのですが、田舎の旅館・ホテルでは30代でも若い方なので余裕で社員になれます。40代で社員になった人もいます。
断ってリゾートバイトを続けてもOK
ただし、リゾートバイトスタッフから正社員になっても給料や待遇が悪くなることもよくあります。例えば、社員になったら寮費や食費は自腹ですし、残業代も払われないことがよくあります(派遣スタッフなら残業代は全部もらえます)。
ですので、「社員の誘いを断ってリゾートバイトを続ける」という人も多いです。
なお、レアケースとして僕が城崎温泉で一緒に働いていたNさんは「待遇は今と同じにしてあげるから(=生活費無料)社員になって」と言われて社員になりました。
「リゾートバイトは待遇がいいといっても非正規雇用だし、将来が不安だな」と思う人でもまずはリゾートバイトをやってみて、派遣先の仕事内容や人間関係があなた自身に合うことを確認してから正社員になることができます。
メリット⑧外国語を学べる・活かせる
外国人に人気の観光地
リゾートバイトでは外国人に大人気の観光地やホテルで働く機会も多いです。例えば、京都、広島、神奈川の箱根温泉や、北海道のニセコや長野の白馬などのスキー場は外国人が特にい多いです。
ですので、リゾートバイトでは英語や中国語などの外国語を活かしたり、働きながら学ぶこともできます。
僕自身も白馬のスキー場&ホテルで働いた経験があります。僕が働いていたエリアは外国人が少ないエリアだったのですが、八方(はっぽう)エリアの近くのバーに飲みに行ったときはマジで外国人、特にオーストラリア人ばかりでした。
外国人に人気の白馬のホテルでも英語を話せない社員は多いです。ですので、少しでも英語や中国語を話せる人や、「片言でもノリと雰囲気、ボディランゲージでコミュニケーションが取れる」という人なら思い切って外国人相手に接客をすれば派遣先の上司や先輩社員から頼りにされます。
外国語学習の仲間ができる
ニセコや白馬のスキー場を含めて外国人が多いリゾート地でリゾートバイトをしている人の中には「外国語(中国語や英語)を活かしたい」とか「英語を話せるようになりたい」という人も多いです。
実際に、僕が白馬で一緒に働いていた人の中にもワーホリでオーストラリアで働いていた人や、これからカナダやニュージーランドに行くという人が何人もいました。
また、世界一周旅行や海外留学の経験者の体験談を聞いて海外に興味を持ち、白馬で働いた半年後に大学を休学してワーホリでカナダに行った僕の友達もいます。
僕自身も白馬で働きたいと思った最大の理由はスノボをするためではなく、オーストラリア人が多い白馬で働きたかったからです。僕はワーホリで2年働いたこともあり、オーストラリアとオーストラリア人がめちゃくちゃ好きですからね。
外国人と一緒に働くこともできる
外国人の社員やアルバイト(留学生、ワーホリ)がいる
実はリゾートバイトではお客さんだけでなく、一緒に働く先輩社員や上司、アルバイト仲間が外国人ということもよくあります。
地方の旅館やホテル、スキー場は人手不足の会社が多いということもあり、英語や中国語+日本語を話せる外国人スタッフを雇っている会社が増えていますからね。
北海道や沖縄などでは外資系の旅館やホテルも多いらしく、上司や社員、アルバイトが外国人だらけということもよく聞きます。日本で働いている外国人は日本語がペラペラの人も多いので、英語が得意じゃない人でも沖縄の外資系のホテルでリゾートバイトをしていた人もいます。
日系ハーフや二重国籍の外国人もいる
また、日本で留学している外国人が夏休みや冬休みにリゾートバイトをしていることもありますし、ワーホリで日本で住んでいる外国人がリゾートバイトでニセコや白馬などで働いていることもよくあります。
僕が白馬で働いていたときは両親のどちらかが日本人(つまりハーフ)で二重国籍のイギリス人、アメリカ人、カナダ人、ブラジル人もいました。二重国籍なら自由に日本に来て働くことができますからね。
僕がリゾートバイトで一緒に働いた外国人の国籍は以下の通りです。
◆リゾートバイトで一緒に働いた外国人の国籍一覧
台湾、中国、ミャンマー、ベトナム、フランス、イギリス、ルーマニア、カナダ、アメリカ、ブラジル
リゾートバイトのデメリットと解決方法
リゾートバイトにはメリットが多い一方で、デメリットも一応あります。
◆リゾートバイトのデメリット一覧
・夏休みやGW、年末年始はめちゃくちゃ忙しい派遣先が多い
・時給がほとんど上がらない(経験や能力、契約期間によっては上げてもらえます)
・ボーナスが出ない
実は僕自身はこれらはまったくデメリットとは思っていません。なぜなら、すべて事前にわかっていることですし、解決できるからです。
忙しい派遣先・職種を避ける方法
大学生がリゾートバイトをできるGW(ゴールデン・ウィーク)や夏休み、年末年始はほとんどのリゾート地がめちゃくちゃ忙しいです。
特に、調理補助やホール、旅館の仲居、皿洗いといった飲食系の職種は残業が多くなりやすいので、ぶっちゃけ大変です。
一方で、フロントや売店、プールの監視員、スキー場のリフト係などの飲食以外の職種は閉店時間が決まっていたり、退勤時間になれば次のシフトの人と交代するだけなので残業がほとんどない派遣先も多いです。
ですので、できるだけ残業をしたくない人は残業が少ない派遣先や職種を選ぶことができます。
もちろん、「短期だから少しぐらいの残業を我慢して、その分ガッツリ稼ぐ」という人は残業が多い飲食系の職種を選ぶこともできます。
時給を上げる方法
リゾートバイトの給料は時給×働いた時間
リゾートバイトは時給制のアルバイトです。ですので、大企業のエリートサラリーマンのように1年に1~2回基本給が上がるというわけではありません。
リゾートバイトの時給は派遣先や職種、経験によって異なります。ですので、「前の派遣先は時給1,200円だったけど、今の派遣先は1,100円」ということもあります。
リゾートバイトで時給を上げるには主に以下の2つの方法があります。
契約を延長して時給を上げてもらう
リゾートバイトでは派遣会社や派遣先が認めてくれたら契約を延長することもできます。
実際に、僕は3年間で働いた5つの旅館・ホテルのうち4か所で契約延長をしました。契約を延長するときは派遣会社と交渉して時給を上げてもらうチャンスです。
僕自身は時給を上げてもらったことは一度しかありませんが、僕の友達で派遣会社に「延長するの時給を上げてもらえませんか」と言って時給アップに成功した人が何人もいます。
特に、時給が高くて人気のあるグッドマンサービスという派遣会社は契約延長時に時給を上げてくれることで有名です。
実際に、僕が兵庫の有馬温泉で一緒に働いていたSさんはグッドマンサービスの担当者から「時給を上げるので(50~100円ぐらい?)、延長しませんか」と頼まれて契約延長していました。
「リゾートバイトを延長する方法とコツ!4か所で延長した僕が教えるよ」
生活費が無料だからボーナス以上に得をする
リゾートバイトは食費・寮費・水道光熱費が無料
リゾートバイトは派遣のアルバイトなので、正社員と違ってボーナスがありません。
ですので、20代中盤以上でリゾートバイトをしようと思っている人の中には「派遣のリゾートバイトをするよりも就職した方がいいのかな」と思う人もいるかもしれません。
リゾートバイトをしていると毎年夏や年末のボーナスの時期になると正社員の人がボーナスの話をよくするので、この時期だけは僕も正社員がうらやましいなとぶっちゃけ思います。
でも、冷静に考えてみるとリゾートバイトでは毎日の食費・寮費・水道光熱費が無料なので、ボーナス以上に得をしているともいえます。
給料+実質96~120万円の生活ができる
リゾートバイトでは生活費が無料なので、給料の20~30万円+毎月8~10万円分(生活費が無料になる分)も得をしています。つまり、リゾートバイトをしているだけで給料以外にも年間で96~120万円も得をしています。
年間で100万円以上のボーナスがもらえるのはガチの大企業や公務員ぐらいです。ちなみに、超大企業を含めた2019年のサラリーマンの「平均」ボーナスは約77万円でした
旅館やホテルの正社員はぶっちゃけ給料が引くめなので、夏、冬のボーナスの合計は2か月分の給料(40~60万円ぐらい?)をもらえたらいい方です。
旅館・ホテルの社員はぶっちゃけボーナスが少ない
正社員で働いて毎年40~60万円のボーナスをもらうのもすばらしいですが、リゾートバイトで生活費が無料になって年間で実質100万円以上得をする方がもっとすばらしいですよね。
ですので、リゾートバイトはボーナスがもらえなくても問題ありません。自分で計画を立てて貯金したり、投資をすればいいだけですからね。
もちろん、「正社員になって安定した生活をしたい」と思う人は↑の「メリット⑦正社員になれる」で説明したように、派遣先の正社員になってもいいですし、就職活動をして他の仕事をすることもできます。
リゾートバイトは派遣会社を通す方がいい
派遣会社を通さなくてもリゾートバイトができる
ちょっとややこしいかもしれませんが、実は派遣会社を通さなくてもリゾートバイトをすることができます。
なぜなら、リゾートバイトの意味は「リゾート地でするアルバイト」だからです。
実際に、派遣会社を通さずに自分で応募して住み込みアルバイトをしている人もいますし、地元のフリーターで実家から通っている人もいます。
つまり、この場合は「(広い意味での)リゾートバイトをしているけど、派遣会社は通していない」といえます。
でも、派遣会社を通さずにリゾートバイトをするのはマジでめちゃくちゃもったいないです。リゾートバイトで派遣会社を通すメリットは以下の通りです。
派遣なら給料が高く、応募が楽
「派遣のアルバイト=ボッタくり、搾取(さくしゅ)されている」というイメージを持っている人もいるかもしれません。
でも、少なくともリゾートバイトでは、直接雇用のアルバイトよりも派遣会社に登録した方がお金(給料と生活費)・社会保険・契約期間の自由さ・トラブル解決の4つの面で得をします。
というより、ぶっちゃけ派遣会社に登録しないという選択肢は基本的にないです。
リゾートバイトで派遣会社を通すメリット一覧は以下の通りです。
◆派遣会社を通すメリット一覧
・毎日の食費、寮費、水道光熱費が無料
・家と派遣先の往復交通費が無料
・直接雇用よりも時給が高い
・給料の前払い制度がある
・トラブルがあっても派遣会社が間に入ってくれる
・契約途中でも仕事を辞めることができる
・短期や長期の休みが自由に取れて、自由に仕事復帰できる
・派遣会社の独自の特典がある(友達紹介制度、採用お祝い金など)
派遣会社を通さなくてもリゾートバイトができますが、派遣会社を通した方が絶対にいいですよ。
僕自身も3年間ずっと派遣会社を通していましたし、僕の友達で3年や5年以上リゾートバイトをしている人でもずっと派遣会社を使っていますからね。
僕のようにずっと1つの派遣会社だけに登録している人もいますが、複数の派遣会社に登録して使い分けたり、派遣会社を途中で乗り替える人もいます。
「リゾートバイトは派遣会社に複数登録できるけど、しなくてもいい!面倒くさいだけ!」
派遣会社によって特徴が異なる
リゾートバイトの始め方はめちゃくちゃ簡単でして、各派遣会社の公式HPでweb登録をしたり、LINEを送るだけでOKです。
派遣会社を選ぶときは働く期間や時給など、あなたの目的や状況に合わせるといいですよ。明確な特徴がある派遣会社は以下の3社です。
ビーグッド
ホワイト求人のみを厳選している派遣会社です。ただし、大手と比べる求人数が少ないというデメリットがあります。
ホワイト企業を見つけやすいのですが、求人がかなり少ないのがデメリットです
ワクトリ(PONSTAFF)
時給が高めで求人数も多めです。また、オンラインのDMM英会話を無料で受けることもできます。
#ワクトリ(公式HP)
時給が高めで短期の仕事も長期の仕事もあります。
アルファリゾート
短期も長期も求人が多く、時給が高くて人気の派遣会社です。”ワーホリ・留学応援プラン”,”国内留学”,”国内ワーキングホリデー”といった他社にはないサポートがあり、さらにオンライン英会話を無料で受けることもできます。
さらに、一定期間働いた人にはEXETIMEという豪華な福利厚生サービスがあり、ホテル宿泊やレストランでの食事、ディナークルージングなどを体験することもできます。
スタッフ登録する前でも公式LINEで求人を見ることができますよ。
海外に行きたい人、英語を話せるようになりたい人、長期で働きたい人にピッタリ。高時給で短期の仕事も多いので、効率よく稼ぐこともできますよ。
登録は1社だけでもOK
複数登録するなら最初から
初めてリゾートバイトをする人も派遣会社を替えたいという人も、上記のどれか1つの派遣会社に登録するといいですよ。各派遣会社のHPをよく見比べたり、登録をする前にメールやLINEで派遣会社に問い合わせをしてから派遣会社を決めるといいですよ。
ただし、「どこがいいか決められない」という人は複数の派遣会社に登録するのもOKです。
仕事情報は無料で見れる
web応募・申し込みはスマホで1~2分あればできます。また、時給や職種、「出会いが多い」などの仕事情報はスタッフ登録をしなくても見ることができます。
興味がある人はまずは各派遣会社の公式HPを見てみましょう。 派遣会社の登録はもちろん無料ですし、キャンセル料なども一切かかりません。
以上、「リゾートバイト・住み込みアルバイトのメリット!」について書きました。
Atsushi