僕は2016年8月から2017年1月までの6か月間、三重県桑名市の長島スパーランド(ナガスパ)で住み込みの派遣アルバイト=リゾートバイトをしていました。職種はナガスパ内にある旅館で調理補助や皿洗いをしていました。
ちなみに、派遣会社はヒューマニックでした。
ナガスパは職種によって時給が違うのですが、調理補助などの裏方業務は時給低めで900円でした(僕の記憶では)。残業も少なかったのでぶっちゃけリゾートバイトにしてはあまり稼げなかったのですが、僕がナガスパで働いたのは貯金目当てではなかったので、不満はまったくありませんでした。
ナガスパは寮の設備や食事の待遇がよく、おまけに人間関係もよかったので最高でした。仕事も楽でしたからね(笑)。
また、休みの日はナガスパ内にあるアウトレットモールで買い物をしたりおいしいものを食べたり、名古屋や四日市に遊びに行っていました。ナガスパがある三重県桑名市はけっこう田舎なのですが、名古屋や四日市まで20分ぐらいで行けるので休みの日も楽しめます。
「リゾートバイト専門ブログ」のAtsushi(あつし)です。このブログでは、リゾートバイトを始める前からリゾートバイト中の生活や暇つぶしの方法、そしてリゾートバイトを辞めた後のことまで書いています。
僕のリゾートバイト歴は3年でして、今までに5つの旅館やホテルで働いた経験があります。リゾートバイトで働いた経験と貯めたお金をつかい、現在は人生で一度はやってみたかった自営業として働いています。
この記事では「長島スパーランドのバイト初日の流れ!」について書きます。
一言で言うと、名古屋駅で集合して派遣会社の担当者の車でナガスパに行って、ナガスパの説明を聞きます。ナガスパの施設や寮の説明は半日かかります。ですので、初日から働くことは基本的にありません。
なお、僕はヒューマニックという派遣会社を通して2016年の8月からナガスパで働きました。ですので、名古屋駅で集合からナガスパに着くまではヒューマニックを通した場合の流れです。
ダイブ(旧アプリリゾート)やアルファリゾートなどの人は流れが少し違うかもしれません。とはいえ、ナガスパに着いてからの施設や寮の説明はほとんど同じでしょう。
また、僕がナガスパで働いた2016年と少しぐらいは違いがあるかもしれません。そのことをご理解された上でこの記事の続きをお読みになるようお願いいたします。
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YouTubeでもナガスパの体験談
YouTubeの「リゾートバイト専門チャンネル」でもリゾートバイトの初日の流れについて説明しています。ナガスパの初日はやや特殊なのですが、ナガスパの初日についても話しています。
ぜひこちらも参考にしてください。
僕がYouTubeで運営している「リゾートバイト専門チャンネル」でもナガスパの体験談を話しています。この記事では書いていないこともぶっちゃけています(ナガスパに見つからないように祈っています)。
ナガスパで働こうと思った理由
夏といえばナガスパ
僕がナガスパで働こうと思った理由は「楽しそうだから」です。ナガスパといえばやっぱりこれですよね。
ナガスパは東海地方最大のテーマパークであり、特に夏は巨大プールもあるのでリゾートバイトの求人も150人を超えます。夏のリゾートバイトの象徴と言ってもいいぐらいですね。
前の派遣先に不満はなかった
僕はナガスパの前は兵庫県の有馬温泉の旅館で働いていました。この有馬温泉の旅館との契約は7月いっぱいまでだったので、そのあとは延長するか、それとも別の派遣先で働くかを考えていました。
有馬温泉がある神戸の繁華街に行って地元の友達もいたし、有馬温泉ではぶっちゃけ上司にけっこう気に入られていたので不満はありませんでした。その一方で、せっかく夏なんだから夏にしかできない仕事や夏らしいリゾートバイトをしたいとも思っていました。
この旅館では全部の部署を合わせて30人ぐらいリゾートバイトスタッフがいたのですが、そのうちの1人のNさんという女の子もナガスパで働きたいと言っていました。このNさんは僕よりも早く7月半ばからナガスパで働き始めました。
人気職種は6月中に埋まる
僕は3年間のリゾートバイト生活では派遣会社はずっとヒューマニックを利用していました。契約が切れる前の7月前半にヒューマニックの担当者から「次の仕事はどうしますか?有馬で延長しますか?それとも他のお仕事を探されますか」と連絡が来ました。
僕は「できればナガスパで働きたいです。ただし、条件が合わなければ今の旅館で延長したいです」と担当者に伝えました。
接客は苦手だから裏方業務
僕はプールの監視員がしたかったのですが、残念ながらプールはすでに募集が締め切られていました。ナガスパでは人気職種は早く埋まるので、7月前半では遅すぎたようです。
まだ募集している職種が他にいくつかあったので、ナガスパでまだ募集があるすべての職種の資料を担当者が送ってくれました。資料が送られてきた職種はコンビニ(7イレブン)、遊園地のアトラクション、洗い場の3つだけでした。
僕は接客が苦手だし、コンビニは特に覚えることが多そうなので洗い場を選びました。
ナガスパでリゾートバイトをしたい人は早めに応募した方がいいですよ。
ナガスパのリゾートバイト初日
初日は職場や寮の説明
僕は7月いっぱいまで有馬温泉の旅館で働いて、8月3日にナガスパに移動しました。リゾートバイトの初日は派遣先まで行って、派遣先の人事部の人やあなたが働く部署の上司にあいさつをしたり、寮に案内されます。
もちろん、細かい流れは派遣先によって違うのですが、大まかな流れはどこも同じです。リゾートバイトの初日の流れにつきましては「リゾートバイト初日の服装、挨拶、流れのまとめ!」にまとめておりますので、ぜひ参考にしてください。
名古屋駅で全員集合
担当者が迎えに来てくれる
リゾートバイトの初日は長距離バスや特急電車、新幹線などを使って自分一人だけで派遣先に行くのが基本です。つまり、派遣会社の担当者は着いてきてくれません。
しかし、ナガスパだけは例外でヒューマニックの担当者(名前は忘れたw)が名古屋駅まで迎えに来てくれました。なぜなら、僕と同じ日にナガスパに行く人が他に何人もいたからです。僕を含めて8人ぐらいて、男女半々でした。
全員が一人で来ていた
ちなみに、ナガスパのリゾートバイト=友達同士の参加が多いというイメージがあるかもしれないですが、僕を含めて全員が一人で来ていました。
そもそも、リゾートバイトをする人って実はグループで行く人よりも一人で行く人の方が圧倒的に多いですからね。詳しくは「リゾートバイトは一人で行く人が87%だから勇気がなくても安心して行ける」に書いていますので、参考にしてください。
自分の車で行くのもOK
担当者の車に乗せてもらって、名古屋駅から三重県の北部にある桑名市まで移動しました。僕と同じ日にナガスパに行ったメンバーの中には自分の車で来た人はいなかったのですが、ナガスパでは車やバイクの持ち込みもOKです。
実際に、僕が洗い場で一緒に働いた友達は車を持ち込んでいましたし、毎日車で通勤していましたからね。ありがたいことに僕はいつもその友達の車に乗せてもらっていました。
ちなみに、車で来る場合は名古屋駅で集合して担当者の車の後ろに付いて行きます。
ナガスパの施設や寮の説明
事務所で人事部の人に会う
担当者から聞いていた通り、途中でショッピングセンターに立ち寄った後にナガスパに到着しました。車の中では他の人達としゃべって仲良くなれるかなと思っていたのですが、担当者に運転していただいていることや、仕事の一部であることなどが理由でみんな一言も話しませんでした。
ナガスパに到着すると印鑑やペンを持ってナガスパの施設内にある事務所に通され、人事部の人(部長あたりかな?)と会いました。温厚な感じで親しみやすい人でした。
僕たちヒューマニック勢8人と担当者が事務所に着くと、別の派遣会社のダイブ(当時はアプリリゾート)の担当者とリゾートバイトスタッフ2人の説明が終わったところでした。
ナガスパ全体と部署別の説明
人事部の人からまずはナガスパの案内やルール、注意事項などについて説明を受けました。
その後、部署別にユニホームを渡されてサイズ確認などをしたり、職場案内をされました。僕は旅館の調理場に配属なので「料飲(りょういん)課」という部署だったのですが、この日のヒューマニック勢では料飲課は僕だけでした。他はコンビニの人、遊園地のアトラクションの人、それからホテルのレストランの人がいました。
僕は料飲課の人に案内され、料飲課のタイムカードがある場所やロッカーなどを案内してもらいました。名前は忘れましたが、真面目な感じでかなりいい人でした。この人には最後までお世話になりました。
部署別の案内が終わったらヒューマニックの担当者の車に集合しました。
寮に移動して寮の案内
まずは女子寮に移動
全員が車に集合すると、次は寮に移動しました。まずはナガスパのすぐ近くにある女子寮からです。ナガスパは女子寮は1つしかないので、当然全員同じ寮です。
女の子たちとはここでバイバイです。ですので、女の子にLINEなどを聞きたい人はこのタイミングまでに聞いた方がいいですよ。特に、違う部署の人とは会う機会がかなり少ないですからね。運がいいとたまに食堂で会えるぐらいです。
女の子が寮に移動し終わると、次は男子寮に移動しました。ナガスパの男子寮は2つあるのですが、この日のメンバーは全員同じ寮でした。
寮母さんにあいさつ
男子寮は2つあるのですが、僕と同じ日に行ったメンバーは全員同じ寮でした。寮は十分きれいでした。
広い食堂で寮母さんに挨拶し、寮のルールや注意事項を説明してもらいました。ヒューマニックの担当者はもちろん、最初に会った人事部の穏やかな人にも同行してもらいました。寮母さんはおもしろくて元気なおばちゃんでした。
説明が終わるとそれぞれが自分の荷物を部屋に入れに行きました。部屋は個室で6畳(だったと思う)、部屋の中にはエアコン、小さな冷蔵庫があるので便利です。また、押し入れもあるので部屋を広く使えます。布団ももちろん無料で貸してもらえます。
トイレとお風呂場、洗面所は共同ですが十分きれいです。寮母さんが毎日掃除してくれますからね。洗面所の横には洗濯機があり、無料で使えます。
自転車をヒューマニックから借りる(有料)
出勤は無料のシャトルバス
なお、男子寮はナガスパから離れているため、基本は無料のシャトルバスに乗って通勤します。しかし、僕は旅館の洗い場で夜12時ぐらいまで働くため、シャトルバスが走っていませんでした。
そのため、僕だけは事前に聞いていた通りにヒューマニックから1日あたり70円ぐらいで自転車を貸してもらいました。1ヶ月2,100円ぐらいで、後払いです。
桑名駅まで行けるので便利
休みの日に名古屋や四日市まで遊びに行くために桑名駅に行くときや、少し離れたコンビニに行くために自転車があってちょうど便利でした。
僕と同じ洗い場以外で自転車を借りている人はほとんどいませんでした。1人だけプールの監視員の人で僕と同じく自転車を借りている人がいました。
残業する人は自転車借りられるかも
彼は前の年もナガスパでプールの監視員をしていた、いわゆるリピーターでした。彼は残業代を稼ぐために、プールの仕事が終わってから夜に週に2~3回僕と同じ洗い場にヘルプとして働きに来ていました。
洗い場で働くとシャトルバスに乗れないため、彼もヒューマニックから自転車を借りていました。
ですので、洗い場以外の部署の人でも自転車で通勤したい人や、ヘルプで他の部署で働きたい人はヒューマニックから自転車を貸してもらえる可能性はあります。気になる人は担当者に聞いてみるといいですよ。
初日に働くことはない
寮の説明が終わるのは夕方
リゾートバイトでは派遣先次第では、移動したその日のうちに働く場合もあります。
しかし、ナガスパでは初日から働くことは絶対にありません。なぜなら、人事部からの説明が終わって寮に入るころには夕方になっていますからね。それに、ナガスパは正社員も含めてスタッフがたくさんいますので、初日に来た人をいきなり働かせるほどせっぱつまっていませんからね。
解散して自由時間
すべての説明が終わると解散で、ヒューマニックの担当者も帰ります。そのあとは自由なので部屋でのんびりできます。
次の日の出勤時間はナガスパで部署別に案内してもらうときに教えてもらっています。制服など忘れ物がないようにして、時間に間に合うようにいけばOKです。
まとめ
- ナガスパの人気職種は6月中に求人が埋まる
- 初日は名古屋駅で集合して車で移動する
- そのあとナガスパの施設や寮の説明を受ける
- 初日に働くことはない
以上、「長島スパーランドのバイト初日の流れ」について書きました。僕がナガスパで働いたのは2016年なので、今回この記事を書くためにヒューマニックやダイブの公式HPを見て最新情報をチェックしましたが、寮の設備や待遇に変化はほとんどないですね。
仕事のことや人間関係、休みの日の過ごし方も書こうと思ったのですが、長くなるので別の記事でまとめることにします。
なお、ナガスパのリゾートバイトのまとめ情報は「長島スパーランドの短期リゾートバイト情報まとめ!」に詳しく書いております。ぜひお読みになったください。
リゾートバイトの典型的な初日の流れは↓の記事を参考にしてください。
夏のリゾートバイトはナガスパ以外にも魅力的なリゾート地がたくさんあります。ナガスパ以外でリゾートバイトをするのであれば、ヒューマニックやダイブよりも時給が高いグッドマンサービスなどの会社の方がコスパが良いので、効率よく稼ぐことができます。
Atsushi