(この記事に出て来る僕以外の登場人物は全員仮名です)
僕は2017年の1月から8月まで長野県の白馬村にあるスキー場&ホテルで住み込みのアルバイト=リゾートバイトをしていました(スキーシーズンは3か月末まで)。白馬は外国人、特にオーストラリア人が多いため、ホテルのフロントやレストランのホールといった飲食業では英語を使う機会もあります。
そのため、白馬ではワーキングホリデー(ワーホリ)ビザで働いている外国人も多いです。
実際に、僕が働いているホテルでも中国、台湾、アメリカ、カナダ、イギリスから来た外国人が20人ほど働いていました。ちなみに、外国人の全員が日本語をかなり上手に話すことができました。
僕はホテル内にあるレストランの洗い場(皿洗い)で働いていたのですが、同じレストランのホールにアリサとエミリというアメリカ人の(美人)姉妹がいました。
僕はアリサとエミリ姉妹とは仕事以外でほとんど話したことがなかったのですが、僕はアホなのでいきなり「なんかあの子らと飲みに行きたいなあ」と思って飲みに誘ってみたところ、すんなりOKをもらいました。俺がっつき過ぎワロタ。
最終的には男3人、女3人の合計6人で白馬の町にある居酒屋に飲みに行くことになりました。
僕以外の男のうちの1人は僕と同じレストランでホールで働いていたイケメンコミュ強の武田という大学生です。もう1人はヒデといって僕や武田たちとは別の職種(スノボ・スキー道具のレンタルショップ)で働いていた男で、武田が寮で仲良くなった男です。
女の子はアメリカ人のアリサ・エミリ姉妹の他に、別の部署で働いていたサラというイギリス人です。サラがあまりにもかわいいので、僕がアリサ・エミリ姉妹を誘ったときのように暴走して、ほとんどしゃべったことがないサラに「今度アリサ・エミリと飲みに行くんやけど、一緒に行かへん?」と誘ってみたらOKをもらいました。なんという変態スレスレイケメンな俺。
なお、僕が仕事以外でろくに話したこともない外国人の女の子3人を飲みに誘った手口流れについては、本記事の前半部分である「職場の外国人女性を誘って男女6人で飲みに行った方法を紹介」にくわしく書いています。
とはいえ、本記事は↑の記事を読んでいない人にもできるだけ楽しんでいただけるように書いてみます。
「リゾートバイト専門ブログ」のAtsushi(あつし)です。このブログでは、リゾートバイトを始める前からリゾートバイト中の生活や暇つぶしの方法、そしてリゾートバイトを辞めた後のことまで書いています。
僕のリゾートバイト歴は3年でして、今までに5つの旅館やホテルで働いた経験があります。スキー場で働いた経験としては長野の白馬村のスキー場&ホテルで7か月間働いていました(スキーシーズンは3か月)。リゾートバイトで働いた経験と貯めたお金をつかい、現在は人生で一度はやってみたかった自営業として働いています。
この記事では「リゾートバイトで合コンみたいな飲み会をしてきた!」について書きます。酔っぱらったセクハラ発言連発して女の子3人に引かれまくったヒデのことを俺は許さない、許さないからな。
(なお、僕以外の人の個人情報はわざとボカしている部分がありますが、大まかな話はすべて本当です)
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無料のバスに乗って白馬の町まで移動
僕たちが白馬で働いていたスキー場&ホテルは白馬でも乗鞍(のりくら)・コルチナというエリアにあり、白馬の中心部である八方エリアや白馬駅とは離れていました。そのため、居酒屋やバーがある白馬駅の周辺までは、白馬を走る無料のシャトルバスで行きました。
幹事役の僕が予約したお店は猿楽(さるがく)という居酒屋で、定番メニュー以外にも長野の郷土料理(信州料理)が食べられるお店でした。
お店に着き、個室に案内されると奥側に女3人が座り、手前側に男3人が座る合コンスタイルです。
ちなみに、イケメン大学生の武田がイギリス人のサラをあわよくば狙っている感じだったので、一番右に座ったサラの正面は武田にゆずり、僕はサラから一番離れた左の席に座りました。
恥ずかしいのであまり言いたくはないのですが、僕は酒癖が悪く、酔っぱらうと「安田大サーカスの黒川(クロちゃん)の泥酔(でいすい)状態より少しマシな程度(自称)」になるぐらいヤベエ奴なので、失態を犯さないように気合を入れました。
一応僕は仕事関係で女性と会うときや仕事関係の飲み会では「黒川状態」になることはほとんどないのですが、最善の注意を払わないといけません。同じ職場の女性に黒川レベルのセクハラをするのはマジでヤバいですからね。
猿楽は白馬の中心部あってスノボ・スキー観光客に人気なお店ということもあり、僕たちがお店にいられる時間は2時間ということでした。
ちなみに、この日の1日後はイギリス人のサラの誕生日ということだったので、僕はお店にサプライズの誕生日ケーキをリクエストしていました。そもそも、猿楽に決めたのも誕生日ケーキを用意してもらえるお店だということが理由でしたからね。
しかも、ケーキは無料です。俺、有能。
最初はテンション上げ過ぎない
西洋人にはベジタリアンがけっこう多い
料理は事前にコースなどを予約しなかったので、それぞれが食べたいものを頼むスタイルでした。
僕はワーキングホリデー(ワーホリ)ビザでオーストラリアとニュージーランドに合計3年間住んでいたこともあり外国人の友達がけっこういるのですが、特にヨーロッパ人やアメリカ人といった西洋人の中には肉をまったく食べない、または肉と魚をまったく食べないベジタリアンがいることを知っています。
でも、男メンバーを含めて6人のうちベジタリアンは1人もいませんでした。ですので、肉も魚介類も野菜もみんな好きなものを注文して食べていました。
まずは自己紹介と世間話
最初の30分ぐらいは何を話したかほとんど覚えていないのですが(笑)、みんなの自己紹介的な話ややっている仕事の内容などの軽い話題が中心でした。
アリサとエミリは冬に白馬で働き始める少し前に日本に来たと言っていました。サラはイギリスで現役の大学生なのですが、休学してこれから2年間日本に住んで働くと言っていました。
イギリスなどヨーロッパの先進国では「ギャップイヤー」といって、大学の入学前や在学中、卒業直後などに1~2年海外で働いたりボランティアをしたり、旅行をしまくったりすることが一般的です。
ですので、サラもギャップイヤーとして日本に働きに来ていました。サラは日本は安全で料理もおいしいなどの理由で日本がかなり好きと言っていました。
ちなみに、サラはお母さんが日本人なので(つまりハーフ)、イギリスと日本の二重国籍なので日本に自由に住んだり働いたりすることができました。
さりげなく恋愛トークに持ち込むイケメン
アメリカ人の姉妹は2人とも遠距離恋愛中
モテないけど女の子が大好きな僕とコミュ力高いイケメンで女の子が大好きな武田の絶妙なコンビプレイトークのおかげか、徐々に恋愛話に持っていきました。これぞ男女6人の飲み会。
アリサはチョイ遠距離の彼氏がいて、エミリはガッツリ遠距離の彼氏がいるとのことでした。僕は今回の飲みの誘いをして以降一度も女の子たちに彼氏がいるのか聞かなかったので、アリサ・エミリ姉妹の2人とも彼氏がいることはこのとき初めて知りました。
彼氏がいるのに、同じ職場にいながらろくに話したこともない男(僕)に飲みに誘われてすぐにOKするあたりはアメリカ人の感覚という感じがしないでもないです(日本人の女の子でも、1対1でなければOKという人は多いかもしれないですが)。
僕はワーホリビザで海外に住んでいたからわかるのですが、西洋人なら仕事終わりにあまり親しくない同僚と飲みに行くことはわりかしよくあることだという僕の謎理論が正しかったのだと思います。くわしくは前編で書いています。
武田は彼女に黙ってリゾバをしていた
イケメン大学生の武田は地元の大阪にいる彼女に黙って白馬にリゾートバイトをしに来て、白馬からLINEで彼女に「俺は今白馬のスキー場で働いているからしばらく会えへんわ」みたいに送るヤベー奴でした。
もちろん、女の子は3人ともそんな武田にドン引きしていました。僕もけっこう引きました。
ちなみに、武田は後に、白馬にいる間に彼女とはそのまま自然消滅したようです。そりゃそうだ。
外国人の恋愛観
今の日本の若者と似ている
その流れでイギリス人のサラの過去の恋愛の話になって、サラは20歳を超えている大学生だけど今までに彼氏がいたことがないといっていました。
僕のイメージではヨーロッパやアメリカの美人は中学生や遅くても高校生のときに彼氏ができていると思ていたので、美人なさらに彼氏がいたことがないのはかなり意外でした。僕は日本の若者の間で恋愛や性体験の二極化が進んでいると思っているのですが、実は他の先進国でも同じことが起こっているのかもしれません。
20代中盤のアリサとエミリ姉妹もファーストキスは20歳を超えてからだと言っていましたからね。意外と言えば意外。
酔っ払いセクハラ親父・ヒデが暴走
いままでに彼氏がいたことがないというサラに対して、日本酒で酔いが回ってきたヒデが暴走します。
サラに対して「キスはしたことある」とかしつこく聞き出しました。性体験の有無も聞いていたような気がします。そんなヒデに対してはサラだけでなく、アリサ・エミリ姉妹もだんだん引いてきています。
僕は「アカン、こいつ(ヒデ)処女厨や」と思い、なんとか話題を逸らしたりしていたのですが、処女厨ヒデのテンションは止まりません。
後から思えば、ほとんど酔っぱらっていなかった僕がセクハラ親父と化したヒデをキッパリと止めるべきだったのだと思います。ですが、僕は初対面のヒデに遠慮してしまったのか、その場をうやむやにしてしまいました。
処女厨きめえ
処女厨ってキモいよね。
僕自身は運よく処女厨ではないので、女の子の元カレの人数のような過去の恋愛についてはほとんど聞きません。流れでそういう話になることもたまにはありますが、できるだけ聞かないようにしています。
好きな女の子の過去の恋愛が気になるという気持ちは僕にも少しはわかるのですが、聞いてもあまり意味がないですし、結局元カレに嫉妬するだけですからね。そもそも、女の子は顔とスタイルさえ良ければあとはどうだっていいですからね。
サプライズのケーキが登場しない
俺は予約したときに頼んだぞ
そんな感じでセクハラ親父と化したヒデが暴走したまま居酒屋の制限時間の2時間が近づいてきました。
店員さんがやってきて、僕に「そろそろお時間です」と言ったので僕は「じゃあそろそろケーキを持って来てもらえますか」と言ったら、店員さんが焦ったような顔をしました。
店員さんは「え、ケーキですか?」みたいな感じになって、戻っていきました。僕はこのときに「あ、これはきっとサラの誕生日サプライズケーキが忘れられてるな」と思いました。
実は僕は最初にお店に着いて個室に案内されたときに、確認のために店員さんに「サプライズのケーキは最後に持って来てもらえますか」と言おうかなと思ったのですが、わざわざ言わなくてもいいだろうと思ったので確認しませんでした。その結果、ケーキを忘れ去られた疑惑となってしまいました。
20分経ってようやくケーキが登場
帰る流れにならないようにできるだけ自然に話を引き延ばしていると、20分ぐらい経って店員さんがようやくケーキを持って来てくれました。
僕と武田が飲み会の間に考えていたサプライズを実行しました。
まず、ケーキを持って来てくれた店員さんに個室の外で一瞬待機してもらい、僕が部屋の電気を消しました。そして、武田が「え、何これ?何これ?」と言っている間にケーキを運んで「ハッピバースデー♪」という作戦です。俺と武田マジイケメン。
なんだかんだでサプライズっていいよね
ケーキはドロドロの生クリームにイチゴがたくさん乗っていて「それなりのケーキを急いで作りました」感が満載でしたが、短時間でケーキと作ってくれたスタッフさんに感謝しました。
ガチのサプライズだったので、サラも喜んでくれました。さらに、アリサとエミリが用意してくれたメッセージカードもサラに渡してくれました。
ちなみに、このメッセージカードは飲み会にいたメンバーだけでなく、サラと同じ部署や同じ部屋の友達のメッセージも入っていました。アリサとエミリもマジイケメン。ヒデだけポンコツ。
バスでホテルに帰って解散
2軒目には行かなかった
盛り上がったら2軒目に近くのバーにでも行こうかと僕は事前に考えていたのですが、ヒデがセクハラ親父化したこともあり、結局最後までいまいちいい感じにはならなかったので全員の意見が一致してそのまま帰ることにしました。そもそも、遅くなるとバスで帰れなくなりますからね。
居酒屋から無料シャトルバスの乗り場までは歩ける距離でした。外はめちゃくちゃ寒くて雪も積もっていたのでまあまあ大変でしたが。
バス乗り場まで歩いているときに酔っ払いの若い外国人男性2人に軽く絡まれました。僕が「自分ら、どこから来たん?」と聞いたら、案の定オーストラリアから来たと言っていました。
また、居酒屋でも僕たち以外のお客さんはオーストラリア人らしき外国人が多かったです。
ホテルに着いて即解散
僕たちが働いているホテルはけっこう大きかったこともあり、僕たちのホテルがちょうどシャトルバスの停留所になっていました。バスがホテルに着いて、そのまま解散しました。健全です。
僕たちが働いているホテルの寮は他の多くのリゾートバイト先の寮と同じく寮に異性を連れ込むのは厳禁です。でも、寮のガードがゆるゆるだったので、実はその気になれば異性の寮の部屋に遊びに行くこともできてしまいます。
実際に、女子の正社員とリゾートバイトスタッフ&正社員の男子が住んでいる寮で正社員公認の飲み会が開かれたこともありますし(僕は呼ばれなかったけど)、僕が住んでいた男子寮では陽キャのIくんが毎晩2人の女の子を連れ込んで部屋で男女数人で飲んでいましたからね。
ちなみに、リゾートバイトの寮は通常は異性の連れ込み厳禁なのですが、なぜかスキー場の寮はガードがゆるゆるであったり、中には男女で同じ寮に住むこともあります。もちろん、男女の部屋は絶対に別ですけどね。
女子寮で飲み会をしたり、陽キャが毎日女の子を連れ込んで部屋で飲んでいた話は、僕が白馬で一緒に働いた孝太郎くんのインタビューでも証言してもらいました。


【後日談①】アリサ・エミリ姉妹と仲良くなれた
僕はセクハラ親父にならなかったのでセーフ
すべてを酔っ払いセクハラ親父と化したヒデのせいにするわけではありませんが、飲み会はぶっちゃけ微妙な感じで終わったと僕は思っています。おそらくですが、武田も同じ考えだと思います。
ちなみに、いつもなら酒癖が悪い僕ですが、この日は同じ職場の女の子と飲みに行ったこともあり僕は自分を抑えることができました。何とか安田大サーカスの黒川化をせずにすみました。
アリサと近くの居酒屋に飲みに行った
飲み会自体は微妙に終わりましたが、僕はこの飲み会がきっかけでアリサ・エミリとは仲良くなれました。仕事中でも一瞬手が空いたときに話すことが増えたり、従業員食堂で一緒にご飯を食べることも多かったですからね。
また、別の日に僕とアリサ、それから大学生の孝太郎の3人で、今度は白馬の中心部ではなく僕たちのホテルの近くにあるヤマチャンという居酒屋に飲みに行ったりもしましたからね。
ヤマチャンに飲みに行った話は「長野県白馬の乗鞍(のりくら)・コルチナのスキー場で住み込みアルバイトをした体験談」にも書いています。

大阪でも4人で飲みに行った
また、僕は2017年の8月にリゾートバイトを辞めて京都に住んでいたときのですが、その年の12月にアリサ・エミリ姉妹と大学生の孝太郎、そして僕の4人で大阪で飲みに行きました。
アリサとエミリは白馬の仕事が終わってから大阪でそれぞれ別の仕事をしていて孝太郎は神戸の大学に通っていたので、大阪で簡単に集まれましたからね。
【後日談②】音信不通のサラと再会した
バーでサラとバッタリ再会
また、僕は外国人の女の子が好きということもあり京都の外国人が集まるバーにたまに行くのですが、2018年の1月ぐらいにあるバーでサラと偶然会いました。
サラは白馬のホテルを辞めた後、京都のゲストハウスで働いていたみたいです。
僕は白馬で働いていたサラとは部署が違うこともあって、飲み会のあとはサラと話す機会はほとんどありませんでした。ちょくちょくにじみ出る下心を警戒されたのかもしれません。
また、サラとはLINEを交換していましたが、僕が白馬のホテルを辞めた後もサラとは連絡をまったく取っていませんでした。
ハグするときは下心を捨てろ
僕もサラもまさか京都のバーでバッタリ会うなんてお互いに思っていなかったので、めちゃくちゃ驚きました。2人とも目を見開いて、口を大きく開けて5秒ぐらい停止しましたからね。
僕はワーホリで海外に住んでいたり、日本で外国人が多いシェアハウスに2年間住んでいたこともあり、外国人の友達もけっこういます。
そんな僕とイギリス人のサラならこのシチュエーションでは当然ハグをします。半年ほどまったく連絡を取っていなかったけど、ハグしました。
それも、「ファサー」っとしたうわべだけのハグではなく、全身を使ったハグです。腰が入ったハグです。
でも、下半身を押し付けてはいけません。キモいです。もちろん、自分の顔を相手の顔にくっつけてもいけません。キモいです。異性の友達とハグをするときは全身を使いつつもキモくないハグをしましょう。
でもLINEはブロックされている
サラと偶然再会してハグした後は、僕はサラとはあまり話しませんでした。というのも、そのバーは半分クラブみたいなバーなのでめちゃくちゃうるさく、まともに話すことができなかったからです。
また、サラは友達数人と来ていたため、そこに僕一人が入るのも面倒でしたからね。そんなわけで、僕は別の女の子を探していました。
僕が終電前にバーを出て帰る前にもう一度サラのところに行き、「俺もう帰るわ」とだけ言ってバイバイしました。
僕は帰りの電車に乗っているときにサラにダメもと(ダメで元々)でLINEを送りましたが、既読が付くことはありませんでした。
僕はイギリス人を否定するわけではありませんが、LINEをブロックしている相手に「うわー懐かしいー」みたいなノリで全力ハグをしてくれるサラは実に、かつて「三枚舌外交」をしたイギリス人的であり、やっぱりイギリス人は表面だけ紳士・淑女(しゅくじょ)のフリをしたがる人たちだなと思いました。イギリス人と女性の考えていることはこの世で一番わからないですからね。
でも、この期に及んで下心を振り絞ってLINEを送る僕がきっと一番キモいんだと思います。
ホワイト求人のビーグッド、時給のグッドマン
リゾートバイトの始め方はめちゃくちゃ簡単でして、各派遣会社の公式HPでweb登録をしたり、LINEを送るだけでOKです。
派遣会社を選ぶときは働く期間や時給など、あなたの目的や状況に合わせるといいですよ。明確な特徴がある派遣会社は以下の3社です。
ビーグッド
ビーグッドは2017年にできた新しい派遣会社で、メールやLINEの返信がめちゃくちゃ早いと評判です。
選べる仕事の数は大手と比べると少ないのですが、その理由はホワイト求人のみを厳選しているからです。
また、100%寮完備で、仕事が決まった時点で100%お祝い金がもらえて、bePoint(ビーポイント)という独自のポイント制度があり、アマゾンギフト券かJTB旅行券がもらえます。
確実にホワイト企業で働きたい人にピッタリです。特典もリゾバ業界トップレベルです。
ヒューマニック
ヒューマニックは選べる仕事の数が業界で1,2を争います。サポートが丁寧なので初心者向きです。また、1~2週間以内の超短期の仕事が多いです。
ただし、他の派遣会社よりも時給が低めなので、1か月以上働く人は効率よく稼ぐことはできません。僕の周りのリゾバ経験者はよく「初心者はサポートをしてもらえるからいいけど、経験者にははメリットがあまりない」と言っていました。
#ヒューマニック(公式HP)
時給が低くても気にしないという初心者や、2週間以内の超短期の人向けです。
グッドマンサービス
グッドマンサービスは仲居で時給1,400円の仕事もあり、時給の高さがトップクラス。ですので、「効率よく稼ぎたい・貯金したい」という方にとって最高です。
また、1ヶ月以内や3ヶ月以内の短期の仕事も比較的多いです。
#グッドマンサービス(公式HP)
時給の高さを重視したい人向けです。効率よく稼ぐことができますよ。
ビーグッドはリスクがなく、特典も多い
時給が低いと損をする
リゾートバイトをやってみるとわかるのですが、1つの旅館・ホテルに複数の派遣会社のリゾバスタッフが働いています。ですので、時給が低い派遣会社で働いていると、全く同じ仕事をしているのに他の人たちよりも時給が200円低いということもあります。
ですので、「他の人たちよりも時給が低いのは損だ」と思う人は時給が高いグッドマンサービスに登録するといいですよ。
一方で、「ブラックな旅館やホテルで働くリスクを取りたくない」という人はホワイト求人に厳選している
途中で派遣会社を替えるのは面倒くさい
もちろん、「初めはホワイト求人厳選のビーグッドにして、2回目からは時給が高いグッドマンサービスに替える」ということもできます。ただし、途中で派遣会社を替えるのは想像以上に面倒くさいです。web登録や電話面談を1からやらないといけないですからね。
ですので、各派遣会社のHPをよく見比べたり、登録をする前にメールやLINEで派遣会社に問い合わせをしてから派遣会社を決めるといいですよ。
登録は1社だけでOK
複数登録するなら最初から
初めてリゾートバイトをする人も派遣会社を替えたいという人も、上記のどれか1つの派遣会社に登録するといいですよ。「どこがいいか決められない」という人は複数の派遣会社に登録するのもOKです。
例えば、↑で説明したように「最初はホワイト求人厳選のビーグッドで、後から時給が高いグッドマンサービスに替えようかなあ」という人は、最初から2~3社に登録した方が効率が良いですよ。
仕事情報は無料で見れる
web応募・申し込みはスマホで1~2分あればできます。また、時給や職種、「出会いが多い」などの仕事情報はスタッフ登録をしなくても見ることができます。
興味がある人はまずは各派遣会社の公式HPを見てみましょう。 派遣会社の登録はもちろん無料ですし、キャンセル料なども一切かかりません。
それまでほとんど話したことがなかったアリサ・エミリ姉妹やサラを飲みに誘った手口流れは職場の外国人(アメリカ人とイギリス人)女性を誘って男女6人で飲みに行った方法を紹介にくわしく書いています。



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