リゾートバイトをしてみたいけど、一日の流れ(ルーティーン)はどんな感じなんだろう。一人暮らしや寮生活をしたことがないからイメージしにくいなあ。
中抜け時間(昼の長い休憩時間)などの仕事以外の時間は自由に過ごせるのかなあ。
リゾートバイトのルーティーン、モーニングルーティーンについてくわしく知りたい。
こういった疑問に答えます。
こんなことを言うと身も蓋もないですが、リゾートバイト生活中のルーティーンは派遣先や職種によって異なります。なぜなら、派遣先によって寮の設備や従業員食堂の開いている時間や食べられる回数(一日二食か三食か)や、働く時間帯・シフトが異なるからです。
例えば、旅館の仲居や調理などの飲食系の職種では中抜けシフトといって、6時から4~5時間働いて昼に3~4時間休憩し、15時から4~5時間働くパターンが多いです。
一方で、客室清掃なら毎日朝10時から5~6時間だけ働くことが多いですし、皿洗いなどの裏方業務の遅番で14時から23時まで8時間(1時間の休憩あり)通しで働くパターンのシフトもあります。
僕はリゾートバイトで中抜けや早番の通しシフト、遅番の通しシフトなどいろんなパターンのシフトで働いた経験があります。
また、長野の白馬にあるスキー場&ホテルで働いていたときは昼の休憩時間(中抜け時間)にスノボをしまくっていました。
リゾートバイトで中抜けシフトで働く人の一日の基本的なルーティーンは以下の通りです。↓
- 朝起きて準備
- 午前の出勤
- 午前の仕事終わり、昼食
- 寮に戻って休憩、昼寝
- 午後の出勤
- 退勤、夕食
- 寮に戻って風呂、寝る
もちろん、通しシフトの場合は昼の休憩時間は通常一時間ですので、仕事の途中でお昼ご飯を食べます。
リゾートバイトでは派遣先の寮に住みますが、仕事以外の時間は当然自由です。ですので、寮の規則を守って周りの人に迷惑を掛けなければ何をしてもOKです。
リゾートバイトでは派遣先の従業員食堂で一日二~三食を無料で食べられますが、食堂で食べずにコンビニで買ったり外食をしてもいいですし、部屋にキッチンがあれば自炊をしてもOKです。
リゾートバイトでは仕事以外の時間は自由に過ごせます。
「リゾートバイト専門ブログ」のAtsushi(あつし)です。このブログでは、リゾートバイトを始める前からリゾートバイト中の生活や暇つぶしの方法、そしてリゾートバイトを辞めた後のことまで書いています。
僕のリゾートバイト歴は3年で、5つの旅館やホテルで働いていました。リゾートバイトで働いた経験と貯めたお金をつかい、現在は人生で一度はやってみたかった自営業として働いています。
この記事では「リゾートバイトのルーティーン!朝起きてから仕事が終わって寝るまで」について書きます。
僕が経験したシフトのパターンやリゾート地(温泉地、テーマパーク、スキー場など)別に僕の当時の一日のルーティーンを紹介します。参考にしてください。
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【目的別】リゾートバイトのおすすめ派遣会社
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リゾートバイトのルーティーン例
旅館の中抜けシフト(中番)
僕が旅館で中抜けシフトで働いていたときのルーティーンを紹介します。僕が兵庫の城崎温泉にある旅館で中番(仲番=なかばん)という調理補助のような職種で働いていたときの一日の生活パターンです。
僕が城崎温泉で働いたときの体験談は「城崎温泉でリゾートバイト・住み込みアルバイトをした体験談!生活便利で冬は稼げる」をお読みになってください。
◆中番の中抜けシフトのルーティーン(例)
06:30 起床、出社準備
07:00 職場(徒歩5分)の従業員食堂で朝ご飯
07:30 出勤
10:30 午前の仕事終了、従業員食堂でお昼ご飯
11:00 寮に戻って昼寝、休憩
14:30 午後の仕事開始
19:30 退勤(たまに30分~1時間の残業あり)して従業員食堂で夕食
20:00 寮で自由時間(風呂、洗濯、英語学習など)
23:00 寝る
夜に残業をする日はほとんどありませんでしたが、日曜日などに婚礼といって結婚式の料理の準備をする日がたまにありました。昼に婚礼がある日は午後は13時頃に出勤するため、昼の休憩時間(=中抜け時間)が短くなりました。
僕はほとんど外に飲みに行ったり、コンビニでお菓子などを買うことはありませんでしたが、他のリゾートバイトスタッフは仕事終わりに居酒屋やコンビニによく行っている人もいました。
なお、僕が城崎温泉の次に働いた石川の和倉温泉でも旅館の中番で中抜けシフトで働いていたので、↑と同じようなルーティーンでした。
旅館の通しシフトの早番(中番&洗い場)
次は僕が旅館で通しシフトで働いていたときのルーティーンを紹介します。僕が同じく兵庫の有馬温泉にある旅館で中番で働いていたときの一日の生活パターンです。
この旅館の中番はやや特殊でして、中番と洗い場が合体した働き方をしていました。そのためもあってか、中番としては珍しく早番は5~14時、遅番は15~24時のそれぞれ8時間勤務(一時間の休憩あり)の二交代でした。
◆中番の通しシフト(早番)のルーティーン(例)
04:30 起床、出社準備
05:00 出勤
08:00 休憩、従業員食堂で朝ご飯
08:30 休憩終了、仕事再開
13:30 休憩、従業員食堂でお昼ご飯
14:00 休憩終了、退勤、職場の温泉でお風呂
14:30 昼寝、洗濯など
19:30 職場(徒歩5分)の従業員食堂に行って夕食
20:00 寮に戻って自由時間
23:00 寝る
「13:30から30分休憩でお昼ご飯を食べて14時に退勤」となっていますが、間違いではありません。この旅館ではなぜかお昼ご飯を食べ終わってからすぐに退勤するという謎パターンができていました。
謎行動ではありますが、実は朝ごはんを食べる時間が30分しかないため、労働基準法違反なんですよね。6時間以上連続で働く場合は連続した45分以上の休憩を取らないといけませんから。
また、同じく労働基準法では8時間以上働く場合は合計で1時間以上の休憩を取らないといけません。
ですので、この旅館で30分休憩を2回取っていたのは本当は労働基準法違反なのですが、僕は一応我慢してあげていました。仕事はそんなにキツくなかったですし、僕はぶっちゃけ課長からやけに気に入られていましたからね。
しかも、この旅館ではお昼のお客さんがいない時間帯(11~15時)は旅館のお客さん用の温泉に入ることができたので、めちゃくちゃ気持ちよかったです。
旅館の通しシフトの遅番(中番&洗い場)
続いては僕が旅館で通しシフトの遅番で働いていたときのルーティーンを紹介します。僕の4つめの派遣先となった三重の長島スパーランド(ナガスパ)でこれまた中番&洗い場で働いていたときのパターンです。
この旅館では中番の仕事の範囲と量が少なかったので、仕事の前半は中番、後半は洗い場として働いていました。
◆中番の通しシフト(遅番)のルーティーン(例)
10:00 起床、歯磨きなど
10:30 寮で軽く朝食(パンなど)、自由時間
12:30 お風呂
13:00 自転車で出社
13:30 従業員食堂でお昼ご飯
14:00 出勤、仕事開始(中番)
19:30 休憩、従業員食堂で夜ご飯
20:30 休憩終了、仕事再開(洗い場)
23:00 退勤(1時間程度残業する日もある)、自転車で退社
23:30 歯を磨いてすぐ寝る
帰ったら疲れていて眠いのですぐに寝て、次の日の出勤前にお風呂に入っていました(きたねえ)。
ナガスパの男子寮は2つあるのですが、2つとも職場とは離れています(ちなみに、女子寮は職場の目の前にあるので通勤が便利です)。ですので、通常は無料のシャトルバスで通勤するのですが、僕は洗い場で働いていたため帰る時間にバスが走っていないので派遣会社(ヒューマニック)から1か月2,000円ぐらいで借りた自転車で通勤していました。
ただし、途中から同じ部署で働いていたGくんが車を持っていたので、Gくんの車に乗せてもらっていました。
リゾートバイトでは多くの派遣先で自分の車やバイクを持って行くことができるので、ナガスパのように寮と派遣先が離れていても自分の車で通勤することもできます。
「リゾートバイトでは自分の車やバイクを持ち込める!マイカーがあればモテるし便利!」
スキー場の中抜け
最後に紹介するのはスキー場で中抜けシフトの場合のルーティーンです。僕の最後(5つめ)の派遣先となった白馬のスキー場の目の前にあるホテルで働いていたときの生活パターンです。
僕はホテル内のバイキングレストランの洗い場として働いていました。
◆洗い場の通しシフトのルーティーン(例)
06:30 起床、歯磨きなど
07:00 寮の一階にある従業員食堂で朝食
07:30 出勤(徒歩一分)
11:00 午前の仕事終了、従業員食堂で昼食
11:30 スノボ
13:30 スノボ終了、昼寝
16:30 従業員食堂で夕食
17:00 午後の仕事開始
22:00 退勤、従業員食堂で夜食
22:30 ホテルの温泉でお風呂
23:00 寝る
ホテルの目の前に寮とスキー場があったので、レストランの洗い場やホール、調理などの中抜け勤務の職種の人たちは毎日昼の休憩時間に滑りまくっていました。
洗い場はホールや調理と比べて勤務時間が短く、午後の仕事開始時間が遅かったので滑れる時間が長かったので最高でした。
僕は白馬で働くまではスノボ経験は人生で一回だけのガチの初心者だったのですが、白馬にいある間に上級コースでも滑れるぐらいにうまくなりました。
リゾートバイトでは中抜けシフトよりも通しシフトの方が好きという人が多いですが、少なくともスキー場では中抜けシフトのだと毎日昼間に滑れるので、スノボやスキー目的の人は中抜けシフトを希望する人も多いですよ。
ちなみに、僕はスキー場じゃなくても中抜けシフトの方が好きです。理由は僕は長時間連続で働くと疲れるので、昼寝ができる中抜けシフトの方が楽に感じるからです。
「スキー場で住み込みアルバイトをすれば中抜け時間やナイターで滑り放題」
リゾートバイトは派遣先によって環境が異なる
リゾートバイトでは通常は食費・寮費・水道光熱費が無料です。ただし、従業員食堂のシステムや寮の設備は派遣先によって異なります。
例えば、従業員食堂では一日三食無料で食べられる派遣先もあれば、一日二食(たいてい昼と夜)だけ食べられる派遣先もあります。
また、寮が職場の目の前にある派遣先や、何キロも離れていて無料のシャトルバスなどで通勤する派遣先もあります。
もちろん、職種やシフトによって働く時間帯も異なります。
リゾートバイトでは旅館やホテルで働く機会が多いので朝早くから働く仕事ばかりと思われがちですが、実際には9時や13時出勤の職種もありますし、フロントなどで夜勤で働くこともできます。
リゾートバイトはシフトや生活環境は派遣先や職種によって異なるので、一日のルーティーンも派遣先や職種、シフト次第です。
ただし、どこの派遣先でも共通することは仕事以外の時間は自由に過ごせるということです。もちろん、「寮に異性を連れ込んではいけない」とか「タバコは喫煙所で吸ってください」のように寮で決められたルールは守るようにしましょう。
派遣会社によって特徴が異なる
リゾートバイトの始め方はめちゃくちゃ簡単でして、各派遣会社の公式HPでweb登録をしたり、LINEを送るだけでOKです。
派遣会社を選ぶときは働く期間や時給など、あなたの目的や状況に合わせるといいですよ。明確な特徴がある派遣会社は以下の3社です。
ビーグッド
ホワイト求人のみを厳選している派遣会社です。ただし、大手と比べる求人数が少ないというデメリットがあります。
ホワイト企業を見つけやすいのですが、求人がかなり少ないのがデメリットです
ワクトリ(PONSTAFF)
時給が高めで求人数も多めです。また、オンラインのDMM英会話を無料で受けることもできます。
#ワクトリ(公式HP)
時給が高めで短期の仕事も長期の仕事もあります。
アルファリゾート
短期も長期も求人が多く、時給が高くて人気の派遣会社です。”ワーホリ・留学応援プラン”,”国内留学”,”国内ワーキングホリデー”といった他社にはないサポートがあり、さらにオンライン英会話を無料で受けることもできます。
さらに、一定期間働いた人にはEXETIMEという豪華な福利厚生サービスがあり、ホテル宿泊やレストランでの食事、ディナークルージングなどを体験することもできます。
スタッフ登録する前でも公式LINEで求人を見ることができますよ。
海外に行きたい人、英語を話せるようになりたい人、長期で働きたい人にピッタリ。高時給で短期の仕事も多いので、効率よく稼ぐこともできますよ。
登録は1社だけでもOK
複数登録するなら最初から
初めてリゾートバイトをする人も派遣会社を替えたいという人も、上記のどれか1つの派遣会社に登録するといいですよ。各派遣会社のHPをよく見比べたり、登録をする前にメールやLINEで派遣会社に問い合わせをしてから派遣会社を決めるといいですよ。
ただし、「どこがいいか決められない」という人は複数の派遣会社に登録するのもOKです。
仕事情報は無料で見れる
web応募・申し込みはスマホで1~2分あればできます。また、時給や職種、「出会いが多い」などの仕事情報はスタッフ登録をしなくても見ることができます。
興味がある人はまずは各派遣会社の公式HPを見てみましょう。 派遣会社の登録はもちろん無料ですし、キャンセル料なども一切かかりません。
まとめ
- 寮と職場が近いと通勤がめっちゃくちゃ楽
- 従業員食堂で一日に食事ができる回数や時間は決められている
- リゾートバイトでは午後からの出勤や夜勤の求人もある
以上、「リゾートバイトのルーティーン!朝起きてから仕事が終わって寝るまで」について書きました。
Atsushi