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リゾートバイト・住み込みアルバイトで売店で働いた人の体験談【インタビュー#03②】

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リゾートバイト・住み込みアルバイトの勤務先として大人気なのが沖縄です。休みの日にはきれいな海で遊べるので、リゾートバイト=沖縄というイメージを持っている人も少なくないかと思います。

今回は、沖縄の中でもダントツで海がきれいで人気のリゾート地・宮古島のホテル内の売店でリゾートバイトをした「みーさん」に体験談をインタビューしました。

 

「リゾートバイト専門ブログ」のAtsushi(あつし)です。僕のリゾートバイト歴は3年でして、今までに5つの旅館やホテルで働いた経験があります。

リゾートバイトで働いた経験と貯めたお金をつかい、現在は人生で一度はやってみたかった自営業として働いています。

ちなみに、僕自身は沖縄には旅行で3回行ったことがありますが、リゾートバイトで沖縄で働いた経験はありません。

 

今回インタビューをさせていただいた、みーさんはリゾートバイトをしながら貯金と英語の勉強をして、2021年以降に海外で英語留学をした後でワーキングホリデー(ワーホリ)で海外で働く予定です。

リゾートバイトの後に海外留学や世界一周旅行、ワーホリなどで海外に行く人は多いですよね。ちなみに、僕自身はワーホリでオーストラリアとニュージーランド(NZ)で合計3年働いて日本に帰ってきてからリゾートバイトをしました。

みーさんは沖縄での仕事が終わった後もリゾートバイトを続けており、温泉地やスキー場などで働いています。

僕はこのインタビューをする前からみーさんとは知り合いで、みーさんが関西にいる間は月に1回のペースで英語を教えたり、ワーキングホリデー(ワーホリ)のことについて話したりしています。ちなみに、僕も普段から「みーさん」と呼ばせてもらっています。

みーさんのプロフィールは以下の通りです。

お名前:みーさん(ニックネーム)

リゾートバイト前の職業:地元でフリーター

現在の職業:他のリゾート地でリゾートバイトを継続中

出身地:京都府京都市

今回利用した派遣会社:ヒューマニック

働いた場所:沖縄・宮古島のホテル

働いた職種:売店スタッフ(ホテル内)

リゾートバイトを始めた理由:効率よく稼ぐため。一人暮らしがしたかったから。楽しそうだったから。

今後の予定:東京オリンピックの後に英語留学、ワーホリビザで海外で働く

この記事では「ホテル内の売店でリゾートバイトをしたみーさんの体験談」のインタビュー記事を書きます。

沖縄限定の話は多くありませんので、沖縄以外のリゾート地で売店で働きたい人にもめちゃくちゃ参考になります。売店の仕事内容はどこで働いてもほとんど同じですからね。

みーさんが沖縄で働こうと思った理由(沖縄の海が好きだから)や宮古島での生活については「沖縄の宮古島でリゾートバイトした人の体験談インタビュー」をお読みになってください。沖縄での恋愛と出会いについてもバッチリ聞いています。

ヒューマニックで沖縄の離島・宮古島でリゾートバイト・住み込みアルバイトをした人の体験談【インタビュー#03①】リゾートバイト・住み込みアルバイトの勤務先として大人気なのが沖縄です。休みの日にはきれいな海で遊べるので、リゾートバイト=沖縄というイメ...

ちなみに、みーさんが今回のリゾートバイトで使った派遣会社は業界大手のヒューマニックです。ヒューマニックは時給は低めですが、サポートがていねいで初心者向けです。

どの派遣会社を選んでもリゾート地に到着した後の寮生活や仕事内容は同じです(時給や食費補助は派遣会社によって異なる場合があります)。

 

ヒューマニック以外の派遣会社には、求人が少ないけど時給は高めのグッドマンサービス、、ホワイト求人のみを厳選している一方で求人が少ない【リゾートバイト.net】(ビーグッド)、時給の高さ求人数の多さもリゾートバイト業界でトップクラス#ワクトリなどがあります。

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1.売店の仕事内容について

品出し、レジ、接客をする

Atsushi:売店の仕事内容について聞いていきます。

具体的にどういうことをするのですか。

み-さん:品出し、レジ打ち、接客(商品説明)がメインです。沖縄の売店なのでお客さんからシーサー(※獅子[しし]のような見た目をした沖縄の伝説上の生き物。魔除け効果があると言われており、沖縄土産の定番)に聞かれることが多いので、シーサーについての説明や効果、置く場所を説明することが多かったです。

他にはちんすこう(※沖縄のお菓子)や泡盛(※あわもり。沖縄のお酒で、広い意味では焼酎の一種)についてもよく聞かれて、名産品の歴史について聞かれることもよくあります。

Atsushi:沖縄のお土産の定番は置物ならシーサー、食べ物ならちんすこうや紅いもタルトなどでしょうから、それらについての質問が多そうですね。

他にはどのような仕事内容がありますか

み-さん:商品梱包もありました。特に、沖縄ということもあって「1万円以上買った人は送料無料」などのサービスがあるので、お客さんが買ったお土産を私たちが包んで発送の手続きをしていました。

Atsushi:同時に何人のスタッフが働いていましたか?

み-さん:早番(朝番)が3人、遅番が3人で、午後に早番と遅番がカブる時間帯のみ6人で働いていました。2人がレジをして、それ以外の人は品出しをしながら接客をしていました。

Atsushi:今までに売店や販売の仕事をした経験はありましたか。

み-さん:今までは飲食店のホールやイベントスタッフで接客業をした経験はありましたが、売店や販売の仕事は初めてでした。

売店で大変なこと

Atsushi:売店の仕事で大変だったことは何ですか。

み-さん:品出しは重いものを運ぶので体力的に大変でした。周辺の他の売店よりも大きかったので、品数がかなり多くて商品が毎日大量に届きましたから。

商品についての幅広い知識を覚える必要もありました。シーサーの意味や売れている商品、宮古島限定のお酒や沖縄本島のお酒など、お客さんからいろんなことを聞かれますから。わからないことは社員の人に聞いたり、自分で勉強して覚えました。

それから、泡盛の種類もめちゃくちゃ多かったので、味の特徴やアルコール度数を覚えないといけなかったです。

Atsushi:お酒は仕事中に試飲することもほとんどできないですから覚えるのが大変そうですね。お酒を飲まない人や飲めない人は味についての説明もできなさそうですね。

み-さん:それから、メーカー直送品の注文を受けることはややこしかったです。お客さんからアイスクリームやマンゴー、パイナップルなどの注文を受けると業者さんに連絡をして、業者さんがお客さんの住所に送るための手続きです。

「これとこれを買ったら送料が無料になります」とか「このマンゴーを〇個買うならこっちを△個買う方がお得です」とかを知っておかないといけなかったので、めちゃくちゃややこしかったです。

Atsushi:お店の中を走り回るようなこともありましたか。

み-さん:はい、レジに行ったり、お客さんに呼ばれたり、足りなくなった商品を補充するために裏に取りに行ったり走り回っていました。

2.売店の仕事のタイムスケジュール

Atsushi:出勤日の1日のタイムスケジュールはどんな感じでしたか。

み-さん:だいたいこんな感じです。↓

13:30 出勤

16:00~17:00 休憩(従業員食堂でご飯)

22:30 定時終了(たいていはその後残業)

残業はほぼ毎日30分~1時間で、お客さんに発送する商品の梱包をしていました。梱包は閉店後でもできるので、残業時間にしていました。

仕事が残っていても、派遣スタッフは帰らないといけない時間が決まっていたので、残りは社員の人がしてくれました。

Atsushi:出勤前の午前中は何をしていましたか。

み-さん:海に遊びに行ったり、買い物をしたり、友達と車で朝ご飯を食べに行くなどよく出かけていました。海で遊んだ後に午後から仕事をするのはめちゃくちゃ疲れましたけど(笑)。

Atsushi:仕事が終わった後は寮に帰ってお風呂に入って寝るぐらいですか。

み-さん:そんな感じです。おなかが空いているときは寮に帰ってカップラーメンなどを食べていました。

3.人間関係について

売店だけ上下関係が厳しかった

Atsushi:職場での人間関係について聞いていきます。

仕事で主に関わる人は同じ部署(売店)の人だけでしたか。

み-さん:そうですね。他の部署では派遣スタッフが現場で働いて、社員は中間管理職的な役割がメインだったんですけど、売店は社員がメインだったので派遣スタッフができることが限られていました。上下関係もけっこう厳しかったです。

私を含めて派遣スタッフが3人で、管理職や新入社員を含めて社員が6人で合計9人いました。

Atsushi:人間関係の感想はどうですか。よかったかと、悪かったか。

み-さん:最初は細かいことを言われたり、めちゃくちゃ厳しかったです。でも、社員の先輩や上司の言うことをよく聞いて、やるべきことをやっておけば仲間意識が生まれました。

他の部署の人たちからは「売店は上下関係がかなり厳しい」と言われていましたけど(笑)、私たちからしたら理不尽なことはなかったです。他の部署はお客さんがいない時間帯はかなりリラックスしていたみたいです。

Atsushi:ホテルはいろんな部署があるので、部署によって雰囲気や上下関係がだいぶ異なりますよね。いい意味で社員と友達感覚の部署もありますし。

当然ですが、人間関係は派遣先や部署によってことなります。すべての派遣先で売店だけ上下関係が厳しいというわけではありません。

責任は社員が取ってくれた

み-さん:上下関係がはっきりしていてよかったことは、責任は必ず社員が取ってくれたことです。クレームがあったときは社員の人が必ず対処してくれました。

「発送したお土産が届かない」とか「届けられたマンゴーがつぶれてた」とかのクレームが来るんですけど、派遣スタッフのミスだったとしても責任は社員が取ってくれました。社員には「私たちがちゃんと見てなかったからやね。ごめんね」とフォローしてもらっていました。

Atsushi:上下関係が厳しい一方で、責任を取るのは上の人とはっきり決まっていたんですね。

み-さん:私が入る前にいた派遣スタッフの人たちは遊び目的で沖縄に来ていたので、社員から厳しく言われるのを嫌がっていました。なので、私が入ったばかりの頃は職場の雰囲気がギスギスして怖かったんです。

でも、その人たちの契約が切れてメンバーが入れ替わってからは社員と派遣の関係もよくなりました。きつかったのは最初の1か月ぐらいです。

慣れてきたら社員の人にプライベートの相談に乗ってもらったりもして、いい関係になりました。

Atsushi:僕がリゾートバイトをしていたときは旅館の厨房で働く機会が多くて、(部分的ではあるけども)社員と同じように働くのが当たり前でした。

でも、遊びメインで沖縄に来た人なら派遣のアルバイトで厳しく言われるのは嫌だったのかもしれないですね。派遣先によっては遊び気分で来る人もいますからね。

仕事以外では

み-さん:社員の人たちのすごかったところは、仕事以外では仕事中と全然違って優しかったことです。仕事以外の時間はめちゃくちゃ緩かったですし、接しやすかったです。

Atsushi:仕事でミスとかできないことがあったときは叱られることもありましたか。

み-さん:もちろんいっぱいありました。でも、「こんなこともできひんかったらあかんやろ!」みたいに一方的に怒られるようなことはなく、「なんで失敗したん?」から始まって「なるほど、ここがわからなかったんか」、「次は困ったら相談してね」のように同じミスが起こらないようにフォローしてくれました。

Atsushi:ミスは叱られるけど、理不尽に怒られるようなことはなかったんですね。

その感じだと、パワハラとかももちろんなかったですか。

み-さん:パラハラももちろんなかったです。仕事だから、お客さんに迷惑がかかるから叱られる、という感じでした。

Atsushi:厳しいと言えばちょっと厳しそうだけど、ごく普通というか、むしろ理想的な職場な感じがします。

リゾートバイトスタッフ同士では仲良かったんですか。

み-さん:めちゃくちゃ仲良かったですよ。3人で協力し合っていましたから。

4.外国人客への接客について

Atsushi:外国人のお客さんへの対応について聞きます。

宮古島は外国人のお客さんもよく来ましたか。

み-さん:来ましたよ。毎週ではないんですけど、水曜日にたまに港にめちゃくちゃ大きい豪華客船が着いて、何百人、何千人もの中国人、台湾人、韓国人の観光客が来ていました。

その船が来ると売店は埋め尽くされて、ドン・キホーテでは生活用品がなくなるぐらい買われていました。

Atsushi:何か国も船で旅行するクルーズ旅行(クルージングツアー)ですね。中国や台湾を出発して、日本に寄ってベトナム、タイなどに向かったりしてそうですね。

そういう団体客以外で個人や家族連れの外国人のお客さんを接客することはありましたか。

み-さん:ちらほらいましたが、ほとんど日本人でした。私は春から夏まで働いていたということもあり、GW前後や夏休みなど日本人が多い時期でしたから。

沖縄に来る中国人や台湾人のお客さんはなぜか日本語を少し話せる人も多かったので、ほとんど日本語だけで接客していました。

Atsushi:特に台湾人は日本語を話せる人もけっこういますからね。中国人も含めて日本に何回も来ている人も多いのかもしれないですね。

み-さん:中国人観光客というとうるさい、マナーが悪いというイメージがあるのかもしれませんが、静かでいいお客さんばかりでした。外国人のお客さんマナーがよかったです。

Atsushi:僕も春に長野の白馬で働いていたときに台湾人や中国人のお客さんに接客する機会が多かったけど、穏やかで優しいし、細かいことでクレームを付けないから働いていて楽しかったです。

ヨーロッパやアメリカ(北米)などのお客さんは全然いなかったんですか。

み-さん:イギリス、イタリア、アメリカ、オーストラリアなどのお客さんもいました。時期にもよりますが、だいたい日本人が8割、外国人が2割でした。外国人の多くは台湾人、中国人、韓国人でした。

Atsushi:日本語を少し話せる外国人も多かったとのことですが、英語で接客する機会もありましたか。

み-さん:ほとんどなかったです。レジを打てば金額は数字で出ますし、外国人はカードで支払うことが多いですから。

英語を使うのは「Thank you.」と言ったり、トイレの場所を聞かれたときぐらいでした。簡単な内容はボディランゲージで伝わりました。

Atsushi:トイレの場所なんかは何回も聞かれることでしょうから、英語で言えるようになったり、身振り手振りで伝えられますよね。

僕がバイキングレストランで中国人や台湾人に接客したときもそうだったんですけど、言葉が通じなくてもニコニコしながら日本語で話したら感情や意思は伝わりますからね。

み-さん:外国人のお客さんは本当に優しい人ばかりだったので、好きでした。

5.売店で楽しかったこと、成長できたこと

Atsushi:売店の仕事で楽しかったことやよかったことは何ですか。

み-さん:商品について自分で勉強したことを説明をして、お客さんに買ってもらったときが嬉しかったです。やっぱりお菓子やシーサーの置物、琉球ガラス(※沖縄で生産されるガラス工芸品。コップ類やお皿が定番らしい)が人気でした。

特に、宮古島の名産品であるマンゴーを使ったものや、宮古島限定の紅いもタルト、バナナケーキ、雪塩ちんすこうなどがよく売れました(※沖縄本島などでも買えるらしいです)。

Atsushi:せっかく宮古島に来たんだから、宮古島の名物を買いたい人が多いでしょうからね。

み-さん:品出しをしながら、生産地を知れるのも勉強になったし、楽しかったです。宮古島で売られているお土産でも宮古島の名産品もあれば、石垣島や沖縄本島で作られているものもあるので「これはここで作られているんや」と知ることができました。

6.売店の時給と給料について

ヒューマニックは他社よりも時給が低かった

Atsushi:お金にことについて聞いていきます。

ヒューマニックでは事前に残業時間や給料の目安を教えてくれると思いますが、実際に働いてみて事前の情報と同じぐらいでしたか。

み-さん:担当者からは「残業が多い」、「肉体労働」と聞いていたので、それは同じでした。給料の目安は聞かなかったと思います。

ヒューマニックのスタッフは他の派遣会社よりも時給が低かったんですけど、売店は残業代が稼げたので他の部署の人と同じぐらい稼げていました。

Atsushi:時給が100円違うと1か月で15,000円ほどの差が出ますが、15時間ほど残業をすると同じぐらい稼げますからね。時給が低いと効率は悪いけど、働く時間が長いと給料は増えるということですね。

ヒューマニックのスタッフは全部の部署で同じ時給だったんですか。

み-さん:くわしくは知らないですけど、職種によって微妙に違ってフロントは少し高めだったみたいです。契約を延長するときに時給を上げてもらった人もいました。

Atsushi:同じ派遣会社でも契約内容は人によって違うこともあるので本来は他の人に言ってはいけないんですけど、他の人の時給や給料が気になる人が多いので、契約内容を言い合ったり、全員が他の人の契約を知っていることもよくありますよね。

リゾートバイトの時給や待遇(寮費が無料など)は他の派遣会社や社員、アルバイトの人にも言ってはいけないんですけど、多くのリゾートバイトスタッフがいる派遣先では全員が情報を共有していることもありますね(笑)。

ヒューマニックのみ食費が自腹だった

み-さん:それから、食費は私たちヒューマニックのスタッフだけ自腹でした。従業員食堂で1食200円で、休みの日や出勤前でも食べることができました。

Atsushi:珍しいですね。ヒューマニックは時給が低めでも食費は他の派遣会社よりも恵まれていることが多いと思っていました。1食200円は安いとはいえ、自腹だと1日600円、1か月で18,000円ほど掛かりますね。

僕が長野の白馬のスキー場で働いていたときはヒューマニックが一番時給が低かったけど、食費補助が他の派遣会社よりも恵まれていたからトントンか、むしろ待遇がいい方だったのに。

リゾートバイトでは時給や食事補助などの契約内容は派遣会社によって異なります。一方で、仕事内容は派遣会社による違いはありません。

7.ヒューマニックはサポートがいい

初心者に合っている

Atsushi:ヒューマニックは時給が一番低くて、食費も自腹なんだったらぶっちゃけメリットがまったくなくないですか(笑)。

み-さん:でも、担当者の対応はすごくよかったです。月1回のペースで担当者から電話が来て「最近調子はどうですか?」などと聞いてくれました。他の派遣会社のリゾートバイトスタッフはそういう連絡は来なかったみたいです。

Atsushi:ヒューマニックは担当者によっては定期的に連絡をくれる人もいるみたいですね。僕はそういう連絡が来たことは一度しかなかったですけど(笑)。

ダイブ(旧アプリリゾート)も担当者からよくLINEが来たり、派遣先まで会いに来てくれるらしいですが。

み-さん:私は宮古島が初めてのリゾートバイトだったので、担当者が「続けていけそうですか」とか「契約延長を希望しますか」などと様子を聞いてくれるのがうれしかったです。

宮古島の後に派遣会社をグッドマンに替えて兵庫の有馬温泉で働きましたが、担当者から電話は来なくて放置状態でした。

Atsushi:担当者にもよるかもしれませんが、たしかにグッドマンサービスを使っている人で担当者から定期的に連絡が来るとは僕も聞いたことがないですね(※あくまで僕が聞いた限りの話です)。

思ったほど稼げなかったけど満足

Atsushi:貯金目的で宮古島に行ったとのことですが、出発前から貯金の目標金額は決めていましたか。

み-さん:事前に目安の給料をはっきりと聞いていなかったのですが、毎月10万円を貯金したいと思っていました。でも、結局毎月10万円には届かなかったです。

給料は額面で18~19万円でした。最初にキッチン用品や掃除用品を買うのに何万円も使ったことが大きな出費でした。

Atsushi:一概には言えないですが「ヒューマニック」、「沖縄」は2つとも時給が低い要素なので、ぶっちゃけ貯金目的には合ってないですね(笑)。

でも、時給が900円以下で月18~19万円なら稼げている方だと思いますよ(手取り15~16万円ぐらい)。貯金があまりできなかったのは寮が完全個室で最初に買うものが多かったことと、従業員食堂が全部自腹だったことが大きな理由っぽいですね。食費が自腹だとリゾートバイトのメリットが減ってしまいますから。

レンタカーを借りていたのも沖縄ならではですね(※別記事のインタビューを参照)。

み-さん:ヒューマニックでは2か月以上働くと社会保険に入れたのはありがたかったです。貯金はできなかったけど、沖縄のきれいな海で遊んだり、泡盛を飲んだりして楽しかったのでよかったです。

Atsushi:リゾートバイトをするのは初めてだったので、サポートがいいヒューマニックで対応が特にいい担当者でよかったですね。リゾートバイトで給料、人間関係、担当者の対応の良さなど、すべてを満たすのは難しいですから。

有馬温泉では貯金できた

Atsushi:ちなみに、宮古島の次に働いた有馬温泉では貯金ができましたか。

み-さん:余裕でできました。食費が無料で、ご飯を寮に持って帰ることもできましたから。派遣会社も時給が高いグッドマンに替えましたから。

Atsushi:食費無料で余裕で貯金ができるのが普通のリゾートバイトですからね。僕も有馬温泉の旅館で働いた経験がありますが、有馬温泉にはコンビニが2軒あって生活が便利ですよね。電車で2駅隣の岡場(おかば)に行けば100均やドラッグストアもあって生活しやすいですからね。

(※みーさんの有馬温泉の体験談については機会があればインタビューする予定です。)

#グッドマンサービス(公式HP) :時給が高いことで人気の派遣会社です。短期も長期も仕事があります。

8.休日について

Atsushi:休みの日の過ごし方について聞いていきます。

休みの日数はどれぐらいありましたか。

み-さん:1か月で9日ありました。連休は基本的になくて、3~4日に1日のペースで休みがありました。

Atsushi:休みの日数はごく普通ですね。派遣先によってはちょくちょく連休を入れてくれるところもありますが、連休がないパターンのシフトだったんですね。

休みの日はどのように過ごしていましたか。

み-さん:海で遊んだり、スーパーで買い物をしたり、島に遊びに行ったりしていました。宮古は全部で4つ島があって、そのうち3つが橋でつながっているので車で行けました。裸眼で天の川を見ることができたので、友達と見に行っていました。

Atsushi:ドラマでしか観たことないような青春ですね(笑)。うらやましい。

9.食事について

Atsushi:仕事がある日は1日1食だけ従業員食堂で食べていたんですか(夕方の休憩時間に)。

み-さん:はい。1食200円でバイキング形式でした。仕事前や休みの日でも従業員食堂で食べることができました。お弁当の入れ物が用意されていて、それに入れて持って帰ることもできました。

途中からは自炊をするようにもなりました。

Atsushi:自腹とはいえ、休みの日でも従業員食堂で食べられるのは助かりますね。200円という値段も安い方ですから(※僕の経験上、1食250~300円が多い)。

朝ご飯(昼ご飯?)は出勤前に寮で食べて、夜ご飯は職場で従業員食堂で食べていたんですか。

み-さん:そうです。でも、仕事が忙しすぎて17時までに休憩が取れないときは夜ご飯が食べれませんでした。17時に食堂が閉まってしまうので。

Atsushi:食べられなかったときはどうしていたんですか。

み-さん:社員の人からお菓子をもらって食べていました。休憩は絶対に1時間あるんですけど、休憩時間が17時以降になると食堂が閉まるのでご飯が食べられないんです。

Atsushi:それはきついなあ。僕なら絶対にブチギレやわ。大きなホテルだといろんな部署の人がいるから、従業員食堂はたいてい夜8時ぐらいまで開いているもんやのに。どっちにしろ1時間休憩取るなら、ご飯が食べられる時間に取ればいいのにな。

他の部署の人や、同じ売店でも早番の人は休憩時間にご飯を食べていたみたいです。

10.寮について

宮古島ではネットスーパーが便利

Atsushi:寮はどんな感じでしたか。

み-さん:ユニットバスで部屋には収納スペースもありました。部屋は狭かったですが十分きれいで、小さいキッチンもありました。

初めての一人暮らしでしたが、寮には共用のコインランドリーもあって便利でした。洗濯機が無料で、乾燥機は1回100円で女性専用と男女兼用の2種類がありました。

廊下には共用の電子レンジとトースターがありました。ゴミ箱も各階にあったので、部屋にごみを溜めることもありませんでした。

Atsushi:僕も寮の写真を見せてもらいましたが、十分きれいですね。リゾートバイトでは標準的な寮だと思います。

み-さん:寮にいないときでも宅配便を部屋の前に置いてもらうことができました。なので、買い物に行けない日はネットスーパーで買い物をして届けてもらっていました。

宮古島ではネットスーパーが便利。

他のスタッフとの交流できた

Atsushi:寮などで他のリゾートバイトスタッフや正社員との交流などはありましたか。

み-さん:寮は男女同じ建物で、男性と女性で階が別れていました。男女共同の談話室があってそこだけwifiがつながったので、仲のいい人と集まって話したり夜にお酒を飲んだりしていました。

自分から話しかければ友達はかなりできやすい環境でした。

11.他の部署の人との出会いもある

Atsushi:大きなホテルで働いていると、他の部署の人と仲良くなることもありましたか。

み-さん:はい、売店なので他の部署の人がタバコやお菓子を買いに来て声をかけてくれたりしていました。仲良くなった人は売店によく来てくれるようになって、仕事中に少し話すときもありました。

他の部署の人たちが一番優しかったです。

Atsushi:前回のインタビューで従業員専用の売店はなかったと聞きました。そういうホテルでは従業員もお客さん用の売店に買い物に来ますから、売店スタッフは他の部署の人と顔見知りになることもありますよね。

売店や従業員食堂で働いているリゾートバイトスタッフに仕事中にあいさつをして、休憩時間にご飯を食べているときに声をかけるなどをして出会いを増やすのは僕もよくしていました(笑)。

※沖縄のリゾートバイトでの出会いについては「ヒューマニックで沖縄の宮古島でリゾートバイトをした体験談インタビュー」でくわしく聞いています。沖縄は出会いがめちゃくちゃ多く、カップルができやすいようです(笑)。

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(関連記事:「リゾートバイトは恋愛・出会い目的でもOK!リゾートバイトで出会いを見つける方法」)

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12.リゾートバイトで貯金してワーホリ

Atsushi:今までのアルバイトとの違いや比べてみて楽しかったことはありますか。

み-さん:実家で暮らしていたときは掛け持ちでバイトをしていたこともあって、1日4~5時間毎日働くような生活でしたが、リゾートバイトで1つの職場でフルタイム(=1日8時間労働)で働く生活は新鮮でした。

毎日のルーティーンができるので、生活がしやすかったです。お金も貯められますし。

Atsushi:今の時点でリゾートバイトをあと何年ぐらい続けるつもりでいますか。

み-さん:いつまでかは決めていないですけど、当分は続けるつもりです。リゾートバイトで環境が変わったり、いろんな出会いがあったり、職種を替えられたりするのが全部楽しいですから。

Atsushi:東京オリンピックが終わったら留学して、その後でワーホリビザで海外で働く予定ですもんね。行きたいときにいつでも海外に行けるように、まとまった貯金をして英語の勉強もできるだけやっておくといいですよ。

(インタビュー終了)

みーさんが沖縄で働こうと思った理由や宮古島での生活については「ヒューマニックで沖縄の離島・宮古島でリゾートバイトをした人の体験談」をお読みになってください。

沖縄での恋愛と出会いについてもバッチリ聞いています。宮古島出会い多すぎワロタ。

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【感想】インタビューを終えて

沖縄のリゾートバイトは基本的に時給が低いことは僕も前から知っていましたが、派遣会社によっては食費が自腹になることは意外でした。おそらくですが、沖縄やスキー場のように希望者が多い求人は時給が低いことが多いのだと思います。

ですので、リゾートバイトをするときは事前に複数の求人を見比べたり、「稼ぎたい」、「海で遊びたい」のように目的をはっきり決めておくといいですよ。「稼げて、人間関係が良くて、寮が個室できれい」のようにすべてが完璧な求人を見つけることはぶっちゃけ難しいですからね。

売店の仕事についてですが、このインタビューをするまでは売店は体力的に楽で、閉店時間が決まっているため残業もほとんどないと勝手に思っていました(笑)。

ですが、やはりリゾートバイトでは仕事内容や残業の多さ、人間関係などは派遣先によって異なるんだなと改めて思いました。

僕は接客が大の苦手なので売店の仕事は向いていないと思いますが、接客が好き、お客さんと話すのが好きという人は売店で働いてみるといいと思います。リゾートバイトでは未経験の職種にチャレンジしやすいですからね。

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派遣会社によって特徴が異なる

リゾートバイトの始め方はめちゃくちゃ簡単でして、各派遣会社の公式HPでweb登録をしたり、LINEを送るだけでOKです。

派遣会社を選ぶときは働く期間や時給など、あなたの目的や状況に合わせるといいですよ。明確な特徴がある派遣会社は以下の3社です。

ビーグッド

ホワイト求人のみを厳選している派遣会社です。ただし、大手と比べる求人数が少ないというデメリットがあります。

【リゾートバイト.net】 (ビーグッド公式HP)

ホワイト企業を見つけやすいのですが、求人がかなり少ないのがデメリットです

ワクトリ(PONSTAFF)

時給が高め求人数も多めです。また、オンラインのDMM英会話を無料で受けることもできます。

#ワクトリ(公式HP)

時給が高め短期の仕事長期の仕事もあります。

アルファリゾート

短期も長期も求人が多く時給が高くて人気の派遣会社です。”ワーホリ・留学応援プラン”,”国内留学”,”国内ワーキングホリデー”といった他社にはないサポートがあり、さらにオンライン英会話を無料で受けることもできます。

さらに、一定期間働いた人にはEXETIMEという豪華な福利厚生サービスがあり、ホテル宿泊やレストランでの食事、ディナークルージングなどを体験することもできます。

#アルファリゾート

 

スタッフ登録する前でも公式LINEで求人を見ることができますよ。

海外に行きたい人英語を話せるようになりたい人長期で働きたい人にピッタリ。高時給で短期の仕事も多いので、効率よく稼ぐこともできますよ。

登録は1社だけでもOK

複数登録するなら最初から

初めてリゾートバイトをする人も派遣会社を替えたいという人も、上記のどれか1つの派遣会社に登録するといいですよ。各派遣会社のHPをよく見比べたり、登録をする前にメールやLINEで派遣会社に問い合わせをしてから派遣会社を決めるといいですよ。

ただし、「どこがいいか決められない」という人は複数の派遣会社に登録するのもOKです。

仕事情報は無料で見れる

web応募・申し込みはスマホで1~2分あればできます。また、時給や職種、「出会いが多い」などの仕事情報はスタッフ登録をしなくても見ることができます。

興味がある人はまずは各派遣会社の公式HPを見てみましょう。 派遣会社の登録はもちろん無料ですし、キャンセル料なども一切かかりません。

インタビュー企画はこれからもどんどんやります

リゾートバイトの体験談は各派遣会社の公式HPでも読むことができます。でも、各派遣会社の公式HPは当然自分の会社の宣伝のためですので、リゾートバイトのデメリットや嫌だった体験はほとんど書かれません。

また、当然ですが、派遣会社の公式HPでは自分の会社を使った人たちの体験談しか載りません。

でも、この「リゾートバイト専門ブログ」は僕が個人で運営しているブログです。ですので、このブログではリゾートバイトで不満だったことや嫌だったことのぶっちゃけ体験談も書くことができます(笑)(もちろん、派遣会社や旅館・ホテルなどの誹謗中傷はしませんが)。

また、個人ブログだからこそいろいろな派遣会社の体験談を載せることもできます。

 

以上、「リゾートバイトで売店で働いたみーさんの体験談」のインタビュー記事でした。

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大学中退→ワーキングホリデー→リゾートバイト→現在は自営業でwebサイト運営。◆詳しいプロフィール◆
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