ワーキングホリデー(ワーホリ)でイギリスに行くための資金を貯めるためにリゾートバイトをした麻里子(まりこ)さん(仮名)に、リゾートバイトをするきっかけやワーホリの準備、現在している英語の勉強についてインタビューしてきました。
「リゾートバイト専門ブログ」のAtsushi(あつし)です。僕のリゾートバイト歴は3年でして、今までに5つの旅館やホテルで働いた経験があります。
リゾートバイトで働いた経験と貯めたお金をつかい、現在は人生で一度はやってみたかった自営業として働いています。
麻里子さんは安定していた仕事を辞めて、海外で英語を使って働きたいと思いワーホリビザをでイギリスに行くことを決めました。そして、麻里子さんはワーホリの資金を貯めるために効率よくお金を貯める方法を探していたところ、リゾートバイトを知りました。
麻里子さんは学生時代に過ごした関西、それも大阪の近くで生活したいという理由で兵庫県神戸市の有馬温泉で3か月間働かれました。
ちなみに、麻里子さんが利用した派遣会社は業界大手であるダイブ(旧アプリリゾート)です。なお、麻里子さんは現在はリゾートバイトをいったん辞めて、大阪で世界各国から旅行者が泊まりに来る大人気のゲストハウス(旅行者用の安宿)で働かれています。
麻里子さんのプロフィールは以下の通りです。
お名前:麻里子(仮名)
現在の職業:大阪のゲストハウスで住み込みアルバイト
出身地:富山県
利用した派遣会社:ダイブ
働いた場所:兵庫県神戸市の有馬温泉
働いた職種:ホテル内のレストランのホール
リゾートバイトを始めた理由:ワーホリで海外に行く資金を貯めるため
ワーホリで海外に行く理由:英語を学んで海外で働きたいから
この記事は「イギリスワーホリの資金のためにリゾートバイトを始めた麻里子さん」のインタビュー記事です。
なお、この記事では麻里子さんがリゾートバイトを始めるきっかけ、ワーホリの準備で現在していること、派遣会社をダイブに決めた理由についてのインタビューです。麻里子さんが有馬温泉で働いたときの仕事内容や人間関係、休みの日の過ごし方については「有馬温泉のホテル内のレストランでホールをした人の話」に書いています。
麻里子さんが利用した派遣会社の#ダイブは選べる仕事の数は多めですが、時給は低めです。
その他のリゾートバイトの派遣会社はホワイト求人のみを厳選している
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ワーホリ資金のためにリゾートバイトを始めた麻里子さん
リゾートバイト→ワーホリは相性抜群
僕が麻里子さんと知り合ったきっかけは、僕が運営している別のブログ経由で麻里子さんが僕にメッセージをくれたからです。ちなみに、その別ブログはワーホリとリゾートバイトについて書いていますが、現在はほぼ放置状態です(笑)。
僕自身はリゾートバイトを始める前にワーホリで2011年から2年間オーストラリア、1年間ニュージーランド(NZ)で働いた経験があります。
僕がワーホリで海外に行く前にリゾートバイトの存在知っていたら、間違いなくワーホリの前にリゾートバイトをしていました。リゾートバイトなら短期で効率よく貯金できますし、しかも、英語を使って働くこともできますからね。
一緒に英語を勉強中
麻里子さんが神戸の有馬温泉でリゾートバイトをしていた2019年6月に僕にメッセージを送ってくれて、神戸で直接お会いしてワーホリや英語の勉強方法について話しました。
また、麻里子さんと初めてお会いした2019年の6月以来、毎月1回神戸や大阪のカフェで僕が麻里子さんに英語の文法を教えています。
ですので、インタビューをする前から僕はある程度は麻里子さんの経歴やワーホリに行く理由、有馬で働いていたときの仕事内容などを知っています。
有馬は神戸市内にあり、生活が便利
ちなみに、僕自身も有馬温泉の旅館で9か月間働いたことがあるのですが、有馬温泉からは神戸の繁華街・三宮(さんのみや)まで電車で30分以内で行けるので生活するのにめちゃくちゃ便利なリゾートバイト先です。
さらに、三宮からは電車一本で大阪市内まで20分、京都市内まで40分で行けます。ですので、リゾートバイトをしながら観光をしたい人や、大都市で買い物や外食をしたい人にとって有馬温泉はかなりおススメです。
また、有馬温泉は大阪や神戸に近いこともあり、台湾人や中国人、ヨーロッパやアメリカからのお客さんも多いです。ですので、中国語や英語を使って働きたい人にも向いています。実際に、麻里子さんも有馬温泉で働いて英語を使う機会もあったようですからね。
1.ワーホリで海外に行くことを決めるまで
退職してイギリスに短期留学
Atsushi:まず、リゾートバイトをしようと思ったきっかけは何だったんですか?
麻里子:ワーホリの資金を貯めるためです。今年の4月にイギリスに短期留学をしてけっこうお金を使ったので、効率よく貯金ができるリゾートバイトを始めました。
それから、関西で働きたかったということもあり、好きな勤務地を選べるリゾートバイトはちょうどいいと思いました。
Atsushi:イギリスに留学したときはもう前の仕事は辞めていたんですか?
麻里子:はい。今年(2019年)の3月31日に退職して、1週間休んだ後にイギリスに行きました。
Atsushi:留学した時には将来的にワーホリでイギリスに行くことも決めていましたか?
麻里子:はい。将来的にワーホリビザでイギリスで働くことを決めていて、ワーホリの前に実際にイギリスに行ってみようと思いました。
Atsushi:イギリスの視察も兼ねて留学したんですね。留学の期間はどれぐらいでしたか?
麻里子:2週間です。もちろん、英語を学ぶという目的もありましたが、一番の目的は一人で海外に行くことでした。ワーホリの前に一人で海外に行っておきたかったですから。
ワーホリビザで海外で働く理由
Atsushi:仕事を辞めてワーホリで海外に行こうと思った理由は何だったんですか?
麻里子:前の仕事は堅(かた)い仕事だったこともあり、つまらなさを感じていました。「自分は本当は何をしたいんだろう」と考えてみて、海外で英語を使って働きたいと思いました。
私は仕事では自分の意見を言えずに周りに流されることが多かったのですが、ヨーロッパでは自分の意見を言うなどの自己主張が特に必要だと思っています。
一人で知らない土地、それも海外で働いたときに自分がどういう行動をするのか知りたいと思いました。
Atsushi:オーストラリアやNZを含め西洋人にも当然上司と部下という関係はありますが、部下から上司に対しての自分の考えの言いやすさは日本とは比べ物にならないほど多いです。もちろん、海外でも礼儀は必要ですので、「私はこう思うので、このように仕事を進めてもいいですか」と許可を得る必要はありますが。
つまり、麻里子さんは前の仕事を辞めたいという思いがありつつ、海外で働きたいという思いもあったということですね。そういう理由でワーホリで海外に行く人は多いと僕は思います。
麻里子:はい。英語を学んで海外で生活をしたいとは学生時代から思っていました。
私は音楽系の大学に通っていたのですが、外国人の先生から通訳を通してレッスンを受けても先生が伝えたいことのニュアンスを100%理解できませんでした。そういう経験があり大学生のときから英語を学びたいと思ってはいましたが、今まで留学することはありませんでした。
ワーホリ前に一人で海外に行くメリット
Atsushi:今までに海外に行った経験についてお聞きします。1人で海外に行ったのは今年の4月にイギリスに2週間の短期留学をしたのが初めてなんですよね。
それ以外でツアーや団体で海外に行った経験はありますか?
麻里子:家族旅行でグアムに1週間ちょっと行ったのと、高校の修学旅行で4泊5日で香港とマカオに行きました。香港ではディズニーランドに行くなどの観光もしながら、香港の経済発展について学習しました。
Atsushi:では、家族旅行などで海外に行った経験はあったけど、1人で国際線の飛行機に乗ったり、現地で長距離バスで移動したり、宿を予約するのは今回の留学が初めてだったんですね。
ワーホリ先にイギリスを選んだ理由
Atsushi:ワーホリでは英語圏だけでもカナダやオーストラリアなど他の国にも行けますが、イギリスに行くと決めている理由は何ですか?
麻里子:大学時代に通信授業でイギリスの大学の授業を受ける機会があり、そのときからイギリスに興味がありました。それから、高校生のときからイギリスの音楽をよく聴いていたので、イギリスに憧れがありました。
本音を言うと学生ビザでイギリスに行きたいのですが、学生ビザでは働くのに制限があります。ワーホリビザで働きながら学べることも多いと思ったので、ワーホリビザでイギリスに行くと決めました。
Atsushi:ワーホリビザなら長期で働きながら生活できて、学校(語学学校や資格を取る学校など)に行きたくなったときに学校に通うこともできますからね。
現時点で、イギリスに行ってやりたいことは何ですか?
麻里子:アロマセラピーの資格を取りたいです。元々趣味としてアロマが好きなのですが、資格があったら日本でも仕事に活かすこともできることを知りました。
それから、ケンブリッジ英検という資格も取りたいです。
Atsushi:イギリスのアロマの資格は日本で本業や副業として活かせそうですね。僕はケンブリッジ英検についてはくわしくは知らないですが、日本でも英語学習者の間では有名ですよね。
2.ゲストハウスで働いて毎日英語を話す
毎日世界各国からお客さんが来る
Atsushi:現在はワーホリに向けてどのような準備をしていますか?
麻里子:イギリス留学から帰ってきて、3か月間有馬温泉のホテルで働きました。現在はリゾートバイトをいったん辞めて、大阪のゲストハウスで住み込みで働いています。
海外からのお客さんが多く、マニュアル通りの英語ではなくお客さんと英語で日常の会話もしながら働いています。現在は働き始めたばかりということもあり、客室の清掃をメインにしています。
Atsushi:日本でゲストハウスで働けば、海外のゲストハウスやホテルで働くのと仕事内容や仕事中の英語での会話に大きな違いはないので、今の仕事はワーホリで海外に行ってからも役立ちますね。
特に、ゲストハウスの清掃は完璧な英語力は必要ないので、まずは清掃の仕事をしながら他の仕事を探すこともできますからね。
お客さんと友達のように会話する機会がある
Atsushi:ゲストハウスで働いているとフロントでのビジネス的な会話だけでなく、リビングなどでお客さんと話すこともあるんですか?
麻里子:共有スペースには常にお客さんがいるのですが、お客さんから私に対してよく話しかけてくれます。
テレビで一緒にサッカーを観たり、今の時期ならラグビーワールドカップが開催されているので一緒に日本を応援してくれるお客さんが多いです。
また、お客さんと一緒にお酒を飲みながら楽しくコミュニケーションを取ったりもしています(注※麻里子さんがお酒を飲んでいるのはおそらく勤務時間外)。
Atsushi:スタッフとお客さんや、お客さん同士がフレンドリーな雰囲気のゲストハウスで働くとビジネス的な英会話だけでなく、友達との日常会話を身につけることもできるんですね。また、会話だけでなく、英語を使ったビジネスメールも学べますよね。
「英語は好きだけど、得意ではなかった」
Atsushi:学生時代は英語は得意でしたか?
麻里子:英語は好きでしたが、得意ではなかったです。洋楽を聞くのが好きで口ずさんだりするのも好きでしたが、歌詞の意味がわかるようになったのは最近です。
大学は芸術系ということもあり、入試の科目にも英語はありませんでした。大学1年のときに教養科目で英語もありましたが、文系の大学生よりかは英語の授業は少なかったです。
Atsushi:学生時代から英語が得意というわけではなかったけど、イギリスでの2週間の短期留学や、独学をしてゲストハウスで英語を使って働けるレベルまで英語を話せるようになったんですね。
ワーホリ前にゲストハウスで働くメリット
Atsushi:ゲストハウスで働こうと決めた理由は何ですか?
麻里子:英語を使って働きたかったのが一番の理由です。有馬温泉でも英語を使う機会はありましたが、毎日英語ばかりを使って働くわけではなかったですから。
また、ゲストハウスで働けば海外経験が豊富な人と一緒に働けると思ったからです。
さらに、ゲストハウスなら毎日いろんな国から来るお客さんを接客したり要望に応えたりするので、マンネリ化しないと思ったからです。お客さんと国際交流する機会もありますから。
Atsushi:リゾートバイトでも英語を使って働くことはできますが、例えばレストランでは結局同じような文章ばかり使うこともありますよね。一方で、ゲストハウスの方がフロントや客室清掃などいろんな仕事をしながら、いろいろな文化を持つ世界各国からのお客さんに合わせて働く機会が多そうですね。
リゾートバイトよりも英語を話す機会が多い
Atsushi:有馬温泉で働いている間にゲストハウスの仕事をやろうと決めたんですか?
麻里子:はい、そうです。有馬温泉での仕事は3か月の契約だったのですが、契約延長をしたり次のリゾートバイト先で働かずにゲストハウスで働くことを決めました。
ゲストハウスで働くよりもリゾートバイトの方が貯金ができるのですが、海外で働くために今から英語を使って働く方が自分には必要だと判断してゲストハウスで働くことを決めました。
Atsushi:麻里子さんの今の状況ならゲストハウスで働く方が合っていそうですね。今後もっとお金を貯める必要があれば、イギリスに行く前にまた短期でリゾートバイトをすることもできますからね。
ワーホリビザ、海外旅行保険、飛行機のチケットを含めてワーホリ資金はいくら用意するつもりですか?
麻里子:150万円用意しようと思っています。最低でも100万円は必要かなと思っています。
有馬温泉での仕事が終わってから、合宿で車の免許を取ってきたので貯金をいくらか使ってしまいました。ですので、また目標金額に向けて貯金していきます。
Atsushi:語学学校に行く期間次第では100万円あれば十分足りますからね。
「帰国後も英語を活かして働きたい」
Atsushi:イギリスにはいつ行く予定ですか?
麻里子:来年(2020年)の春か夏に行く予定です。でも、イギリスは抽選で当たらないとワーホリビザが取れないので、抽選で当たらなければイギリスに行く前にオーストラリアに行くことも考えています。
Atsushi:現時点でワーホリ後の予定ややりたいことはありますか?ワーホリの後は現地にそのまま移住する人やワーホリビザで他の国に行く人、日本に帰ってきて仕事を探すなどいろんな人がいますが。
麻里子:今の時点では海外に永住したいとは思っていなくて、ゲストハウスや英会話教室の運営をする側になりたいと思っています。英会話の講師のように英語そのものを仕事にしたいとは考えていませんが、英語を活かせる仕事に就きたいです。
Atsushi:ゲストハウスはこれからも増えていくでしょうし日本はまだまだ英語を話せる人は少ないので、ワーホリで海外で働いた経験があり英語も話せたら就職のチャンスはいくらでもありそうですね。
3.ワーホリ資金を貯めるためにリゾートバイト
短期で効率よく貯金できる
Atsushi:ここからはリゾートバイトを始めるきっかけや、リゾートバイトの派遣先をどのように決めたのかについて聞いていきます。
ワーホリの資金を貯めるためにリゾートバイトを始めたとすでにお聞きしました。では、リゾートバイトをすると決めたのはいつですか?
麻里子:イギリス留学に出発する前に、短期留学から帰ってきてからの仕事をついて調べていたときにFacebookでリゾートバイトの広告で知りました。それからはイギリス留学の準備と並行してリゾートバイトの求人を見ていました。
そして、派遣会社のダイブに登録して、イギリスに出発する3日ぐらい前にダイブの電話面接を受けて、イギリスにいる間に採用の返事をいただきました。
Atsushi:前の仕事を辞めた時点では次の仕事はまだ決まっていなくて、リゾートバイトのことも知らなかったんですね。
ところで、リゾートバイトは効率よく稼げるとはいえ派遣のアルバイトです。安定した仕事を辞めてリゾートバイトを始めることについて、ご両親に反対はされませんでしたか?
麻里子:両親には事後報告です。どういう仕事に就くかなどを親に事前に話したことがないんです。私から見る限り、両親は「次にどういう仕事をするか決まっているんだったら退職してもいいよ」という方針だと思っているので、その方針は守るようにはしました。
Atsushi:麻里子さんはもう成人していますし、自分で決められますよね。親にリゾートバイトを反対される人もたまにいるみたいですけど、親にお金を借りたりするのでなければ本人が自由に決めればいいだけだと僕は思います。
留学支援の「グローバルダイブ」がある
Atsushi:リゾートバイトの派遣会社は大手だけでもいくつかありますが、ダイブに決めた理由は何ですか?
麻里子:ダイブはリゾートバイトの仕事を紹介してくれるだけでなく、Global Dive
グローバルダイブがこれからワーホリで海外に行く自分にピッタリ合っていたこともあり、ダイブを選びました。
Atsushi:他の大手の派遣会社のHPも見たり、ダイブと比べたりはしましたか?
麻里子:他の派遣会社については全然調べませんでした。リゾートバイトについて調べたらすぐにダイブを知って、HPを見たら「この会社が自分に合ってるな」と思ってダイブに決めました。
実際にダイブと連絡を取り始めてからもすぐに仕事を紹介してくれたので、スムーズにやりとりできました。有馬温泉で働き始めてから他の派遣会社の名前などを知りました。
ダイブの登録・面談→仕事探しの流れ
Atsushi:僕がリゾートバイト生活をしていたときはヒューマニックにのみ登録していたので、ダイブの登録や面談の流れについてはくわしく知らないのですが、登録・面談から仕事探しの流れを教えていただけますか。
麻里子:Webでスタッフ登録をして希望する仕事の条件を伝えると、メールでリゾートバイト先の資料(PDF)が送られてきました。その中から一番気になる求人を担当者に伝えました。
その後、「大阪まで来れますか?」と担当者に聞かれたのですが、そのときは実家の富山にいてイギリス留学に出発する直前だったので、私が希望した求人や必要なものの説明を電話でしてもらいました。
Atsushi:僕が2014年にヒューマニックでリゾートバイトを始めたときとほとんど同じですね。ヒューマニックでも「Web登録→電話面談で希望条件を伝える→資料の中から希望する求人を伝える→仕事が決まる」という流れでした。
有馬は神戸市内にあり、生活が便利
Atsushi:麻里子さんは有馬温泉で働いたわけですが、仕事を選ぶときはどういう条件で探しましたか?ダイブの人に給料や勤務地、職種などの希望を聞かれたと思いますが。
麻里子:大学時代に過ごした大阪が好きなので、リゾートバイトをすると決めたときから大阪か兵庫で働くと決めていました。何となく京都には興味がわきませんでした。
第一希望は大阪だったのですが、大阪は温泉地が少なくてリゾートバイトの仕事が少ないので兵庫の有馬温泉、城崎(きのさき)温泉、それから六甲山(ろっこうさん)のアウトドアの仕事などを紹介してもらいました。
神戸市内にある有馬温泉なら神戸の繁華街の三宮(さんのみや)や大阪にも電車で行きやすいので、有馬に決めました。城崎は車がないと不便ですし、兵庫といっても一番北にあるので大阪に行くのには不便ですから。
Atsushi:僕は城崎でも有馬でもリゾートバイトをしてことがありますが、その中で麻里子さんの条件に当てはまるのはダントツで有馬ですね。
給料の目安や時給、職種など他にも希望する条件はありましたか?
麻里子:レストランのホールや売店、フロントなど仲居以外の接客業を希望しました。着物を着て働きたくなかったので、仲居はする気が起きませんでした。
Atsushi:有馬温泉は台湾、中国、ヨーロッパ、アメリカなどのお客さんもそれなりに多いので、接客業をしたら英語を話す機会もありますよね。
(インタビューここまで)
麻里子さんが有馬温泉のホテルで働いたときの仕事内容や人間関係、休みの日の過ごし方などについては「有馬温泉のホテル内のレストランでホールをした人の話」に書いています。
派遣会社によって特徴が異なる
リゾートバイトの始め方はめちゃくちゃ簡単でして、各派遣会社の公式HPでweb登録をしたり、LINEを送るだけでOKです。
派遣会社を選ぶときは働く期間や時給など、あなたの目的や状況に合わせるといいですよ。明確な特徴がある派遣会社は以下の3社です。
ビーグッド
ホワイト求人のみを厳選している派遣会社です。ただし、大手と比べる求人数が少ないというデメリットがあります。
ホワイト企業を見つけやすいのですが、求人がかなり少ないのがデメリットです
ワクトリ(PONSTAFF)
時給が高めで求人数も多めです。また、オンラインのDMM英会話を無料で受けることもできます。
#ワクトリ(公式HP)
時給が高めで短期の仕事も長期の仕事もあります。
アルファリゾート
短期も長期も求人が多く、時給が高くて人気の派遣会社です。”ワーホリ・留学応援プラン”,”国内留学”,”国内ワーキングホリデー”といった他社にはないサポートがあり、さらにオンライン英会話を無料で受けることもできます。
さらに、一定期間働いた人にはEXETIMEという豪華な福利厚生サービスがあり、ホテル宿泊やレストランでの食事、ディナークルージングなどを体験することもできます。
スタッフ登録する前でも公式LINEで求人を見ることができますよ。
海外に行きたい人、英語を話せるようになりたい人、長期で働きたい人にピッタリ。高時給で短期の仕事も多いので、効率よく稼ぐこともできますよ。
登録は1社だけでもOK
複数登録するなら最初から
初めてリゾートバイトをする人も派遣会社を替えたいという人も、上記のどれか1つの派遣会社に登録するといいですよ。各派遣会社のHPをよく見比べたり、登録をする前にメールやLINEで派遣会社に問い合わせをしてから派遣会社を決めるといいですよ。
ただし、「どこがいいか決められない」という人は複数の派遣会社に登録するのもOKです。
仕事情報は無料で見れる
web応募・申し込みはスマホで1~2分あればできます。また、時給や職種、「出会いが多い」などの仕事情報はスタッフ登録をしなくても見ることができます。
興味がある人はまずは各派遣会社の公式HPを見てみましょう。 派遣会社の登録はもちろん無料ですし、キャンセル料なども一切かかりません。
インタビュー企画はこれからもどんどんやります
リゾートバイトの体験談は各派遣会社の公式HPでも読むことができます。でも、各派遣会社の公式HPは当然自分の会社の宣伝のためですので、リゾートバイトのデメリットや嫌だった体験はほとんど書かれません。
また、当然ですが、派遣会社の公式HPでは自分の会社を使った人たちの体験談しか載りません。
でも、この「リゾートバイト専門ブログ」は僕が個人で運営しているブログです。ですので、このブログではリゾートバイトで不満だったことや嫌だったことのぶっちゃけ体験談も書くことができます(笑)(もちろん、派遣会社や旅館・ホテルなどの誹謗中傷はしませんが)。
また、このブログではいろいろな派遣会社の体験談を載せることもできます。
実際に、インタビュー企画の1回目はヒューマニックを使って白馬のスキー場でリゾートバイトをした大学生の体験談を載せていますからね。
これからもいろんな派遣会社やリゾートバイト先、職種の体験談を載せていきます。
以上、「イギリスワーホリの資金のためにリゾートバイトを始めた麻里子さん」のインタビュー記事でした。
Atsushi